ミニチュア・ピンシャーの飼い方・育て方(生後1年~)

この頃のミニピンは、体が充実して学習能力・運動能力も高まり、さまざまなことを飼い主と共有できる時期になります♪一緒にトレーニング一緒にスポーツと、あらゆるジャンルをともに楽しめます。

ミニピンの飼い方・育て方(生後1年~)をご紹介します。

コミュニケーション:年齢に応じて楽しみも広げましょう

俊敏な動作と、前肢を高く上げて飛び跳ねるようなハクニー歩様が特徴のミニピン。しかし、成犬になれば落ち着くからと放ったらかしにするのは、やめましょう。

遊ぶことが好きなミニピンは何歳になっても、精神面での成長を求めるものです。あちこちに連れて行ったり、新しい芸を教えたりと、共にさまざまな経験を積むことが大事です。年齢に応じて楽しみもステップアップさせましょう。

 

ケア:健康状態のチェックをしましょう

定期的な健康診断のほか、食欲、食事の仕方や量、排便や排尿、体温、脂肪のつき具合やしこりなど日々の健康チェックやスキンシップはかかせません。

また、ブラッシング、爪切り、歯磨き、耳掃除などの部位ごとの定期的なお手入れも忘れないようにしましょう。

 

しつけ:カフェや街中で楽しみましょう

甘やかして育てると、家の外ではストレスが過剰にかかり、吠えたり怯えたりして攻撃的になることもあります。

子犬のうちから外の世界に慣れさせましょう。

警戒心の強いミニピンは、飼い主に注目するようにしっかりとトレーニングを積んでください。愛情をこめて教えれば飼い主に素直に従い、カフェや街中でも落ち着いて一緒に楽しむことができますよ♪

食事:カロリーコントロール

肥満は万病のもと。それはわかっているんですけどね~。ウチのミニピンも只今ダイエットの真っ最中です。

ウエストのくびれが分かるくらいの体形を保つことが理想です。たくさん食べる子や食の細い子もいるので、その子に合ったカロリーコントロールが大切です。

 

成犬の食事は基本的に同じフードで十分ですが、老齢期に入ると徐々に消化吸収力も衰えます。低脂肪、低カロリーで繊維質の多いシニア用に変えるのも方法ですね。年齢や状態、運動量に応じて過剰にならないようフードの調整をしましょう。

医学:年齢に応じた健康管理を!

日々のコミュニケーションが健康管理のカギだと思います。大事な愛犬の健康状態を飼い主が把握するのはもちろんだし、かかりつけの獣医師にも知ってもらうと良いし、心強いです。

大きな異変に限らず、小さな変化でも気になったら見過ごさないで、動物病院へ行きましょう。

 

[normal_box2 color=”pink” border=”b1″]若年期(1歳~3歳)[/normal_box2]

生涯の中でも最も活発な時期です。身体機能が充実して高い運動機能も発揮できるようになります。ストレス発散をかねて十分に運動をさせましょう。3歳を過ぎると太りやすくなるので、1年目の体重をなるべく維持するよう食事と運動の管理はしっかりと行いましょう。

1歳を過ぎるころには性格もほぼ確定し、2~3歳くらいから成犬らしい落ち着きが見られるようになります。

 

[normal_box2 color=”pink” border=”b1″]中年期(4歳~6歳)[/normal_box2]

一度太るとなかなか痩せられなくなります。食欲は健康のバロメーターのひとつであるが、食事管理はしっかりと行いましょう。この時期はアレルギーやアトピーの症状が出やすくなります。食事内容を頻繁に変えず、常に同じものを食べさせるようにするのも方法のひとつです。

また、”ウチの子は健康だから”とほとんど獣医師にかからない場合でも、5歳を過ぎたら一度は動物病院を訪れ、血液検査など各種検査を受けましょう。

 

[normal_box2 color=”pink” border=”b1″]老年期(7歳~)[/normal_box2]

6~8歳になると老化の兆しが現れます。健康診断は半年に1回は受けるようにしたいです。

老化が進むと白内障や循環器疾患、腫瘍の発生が増えてきます。心臓病は見過ごしやすいので、少しの変化も見逃さず、気になる症状があれば診療を受けましょう。

 

また、年をとっても食欲が衰えない場合も多いので、肥満になりやすいです。肥満はさまざまな疾患につながりやすいので、食事管理は十分気を付けてあげましょう。加齢が進み、足腰が弱くなり歩くのが困難になっても庭やベランダなど外気に触れる時間を作り、気分転換をさせてあげましょう。

 

まとめ

飼い主に従う基本訓練と基礎体力がしっかり身についているミニピンは、何歳になっても良きパートナーとして一緒に楽しむことができるので愛犬の健康状態をチェックしながら、大いに楽しみたいですね。

 

 

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