毎年、お盆に時期が近づいてくると、ご先祖様が家に帰ってくると思ってお墓を掃除しなければと焦ってきます。
お盆のお墓参りは地域でも違ってくると言いますし、お墓の掃除のやり方もいろいろ…。お墓の掃除などご紹介です。
お盆に向けてお墓の掃除をしよう
故人の眠るお墓はきれいにしておきたいものです。毎年のお盆には、ご先祖様が家に帰ってくると思うとお墓の掃除が気がかりになってきます。
特に、なかなかお参りに行けない方は、しっかり掃除してあげましょう。
このように、お墓参りには掃除がつきものです。
お盆のお墓参りは地域ごとの風習があり、それぞれの日にちの行事もそれぞれです。
お盆のお墓参りには、家庭や地域ごとの習わしがあるので、迷ったときにはお寺や近所の人に尋ねるとよいのですが、ライフスタイルの変化により、お盆の風習が必ず守れるという家庭も少なくなっています。お盆は、半年が無事に過ぎた感謝をご先祖様とともに祝う風習でもありました。お盆に近い日程で、お墓参りが出来るときにはお墓参りを、叶わないときには家庭で故人に感謝してはいかがでしょうか。
お墓の掃除はいつしよう?
一般にお盆と言われるのは、8月13日~16日です。お墓参りはこの期間に行きましょう。
お盆には、お墓参りだけで済むよう、お盆前までにお墓掃除をします。年末に年神様を迎えるのに、大掃除をするのと同じように、お盆は、ご先祖様を迎えるためのお墓の大掃除になるでしょう。初盆で家族以外のお参りがある場合は、月初めに掃除を兼ねたお墓参りするのが理想です。
また、地域によっては13日に「迎え火」でご先祖様を迎え、16日に「送り火」でご先祖様を送り出すというところもあります。
盆の入りといわれる13日に、帰ってくるご先祖様の目印になる迎え火をお墓の前で焚くという風習が、今でも残る地域があります。
”ご先祖様を迎えに行く”という形で、13日のお墓参りが根強く残っています。
お墓の掃除の方法とは?
まずは…
敷地掃除に便利なもの
軍手、鎌、ほうき、スコップ、ゴミ袋、ゴミばさみ、植木バサミ
敷地内の掃除
敷地に雑草やゴミなどが落ちていれば、取り除いてきれいにします。また植木がある場合は適度に剪定しましょう。
玉砂利もきれいにしましょう。
お墓の掃除
敷地の掃除を終えたら次はお墓の掃除です。
まずは、墓石に柄杓(ひしゃく)でたっぷりと水を掛け、磨きましょう。汚れが落ちない場合、専用の洗剤や中性洗剤をつけて洗います。念のため変色しないか目立たない所で試してからにしましょう。タワシは傷を付けやすいので使う時は気をつけましょう。
ぞうきんなどで、備品類をきれいにします。
濡れたままでは、かわいそうなので水分は拭き取りましょう。
そして、道具やお供え物は放置しておくと、鳥が散らかしたり、腐ったりするので必ず持ち帰りましょう。
お供え物は、先祖と分かちあうという意味で、みんなで食べると良いでしょう。
まとめ
今年もお盆の季節がやってきますが、この時期に帰省しお盆を迎えるのであれば、お墓参りの機会があります。
きちんとやっていないと心残りにもなってしまいます。お墓をきれいに掃除して、ご先祖様をお迎えしましょう。
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