寒さ対策は窓にプチプチを貼ろう!貼り方の紹介や結露防止効果はあるか?

冬の寒い部屋の温度をさらに下げてしまうのが、窓です!そこで寒さ対策として使うのが、緩衝材の「プチプチ」です。荷物を送る時に壊れないように包むあのシートです。貧乏くさかったり、本当かどうかわからない…という方がいるかと思いますが、これがあなどれないのです。詳しくご紹介です。

寒さ対策は窓にプチプチ

プチプチのつぶつぶには、空気が入っているため、断熱効果があります。

 

生活の知恵みたいな感じで多くの人が知っている「プチプチ」シートなのですが、窓の寒さ対策で有名ですよね!外の寒い気温が、室内に入ってこないようにするには、空気層を作ることがとても重要になります。

 

空気層です!

 

最近では、窓に貼るために作られたプチプチシートも出てきています。この窓に貼るためのプチプチの断熱効果は、よくあるプチプチと違うのでしょうか?それはもちろん窓に貼るために作られたプチプチシートの方が断熱効果はあります。ふつうのプチプチは、シートが片面にしかありません。ですが、窓に貼るために作られたプチプチはシートが両面にありますので、プチプチの突起が2枚のシートに挟まれる形になっているのです。

 

シートが両面にあることで空気の層が厚くなりますので、そのために窓に貼るためのプチプチの方が断熱効果も高くなっています。

 

エアコンの暖房熱や、冷房を保温する効果があって、エアコンの電気代が飛躍的に安くなります。

 

一般的な住宅の熱の出入りは、窓からの放熱や外気温吸収が40%から50%と言われます。あとは、天井、床、壁で熱の交換が行われます。ですから、窓からの熱交換が抑制されればエアコンの稼働時間が少なくなって、電気代も助かると言うわけです。実績では20%も電気代が安くなった例もあります。

 

 

寒さ対策 ぷちぷち貼り方

プチプチは遮光フィルムと同じで、水で簡単に貼ることができます。

 

貼り方をご紹介です。

1.窓の寸法を測って、ホームセンターにプチプチシートを必要な分だけ買いに行きましょう。とっても安いのでおどろきますよ。

 

2.窓の寸法にプチプチを切ります。つぶつぶがあるので、ちょっと切りにくいですが、切れるハサミ、カッターですぐに切ることが出来ます。新聞紙で型紙を作っておいてからプチプチを切るとやりやすいです。

注意:プチプチを切るときに、プチプチの上に乗ったり、手で強く押さえるとプチプチが潰れます。効果が薄れますので気を付けましょう

 

3.次に窓をきれいに拭きます。そして、霧吹きでしゅしゅっと水をかけて窓を濡らして下さい。

 

4.プチプチしている方を窓に密着させて貼り付け、窓とプチプチの中に入った空気を押し出して、角まで貼ればできあがりです。

 

ものすごく簡単なのです!窓を一枚貼るのにかかった時間はプチプチを切る時間も入れて、たったの10分ぐらいでした。もしちょっと余った下の部分があるならあえて残しておきます。冷気は隙間からやってくるんですよね。

サッシの部分にかぶせるように長めに張ることで、冷気をシャットアウトします。

 

磨りガラス、模様ガラスに貼るのはちょっと難しいのですが、節約や地球温暖化防止のためにも、ぜひぜひお試しください!

 

 

窓にプチプチ!結露防止効果はあるか?

断熱ガラスや二重窓は、結露しないですよね!それはガラスとガラスの間に、空気層がある為に外側のガラスが外気に冷やされて冷たくなっても、間の空気を介してしか内側のガラスを冷やせないので、内側のガラスの温度が下がりにくくなるので断熱効果があると言われています。

 

プチプチは丸い部分に、空気が閉じ込められていますので、その部分は断熱ガラス的な働きをしてくれますが、丸以外の部分はただの薄いフィルムなので、窓に貼り付けるとフィルム部分の表面温度はガラスと変わらないため、その部分に室内の空気が接触すると結露が発生してしまうのです。

 

プチプチとガラスの間に室内の空気が入り込んでしまうとガラス面で結露が起こってしまいます。ガラスとプチプチの間で結露が発生してしまうのです。

なのでうまく貼り付ければ全、全体の結露の量は減らせると思いますが、結露を無くすまでの効果はないかな?と思います。

有効な対策としては、換気などを上手にして湿度を下げるしかないと思います。

 

 

まとめ

寒い冬の窓からの、寒さ対策と結露にはプチプチシートが使えるよ!ということだったのですが、節約にもなるし、ぜひ試してみて下さいね。プチプチは値段も高くないですし、そちらも節約です。簡単に二重サッシの窓になんて交換できないですもんね!結露が減ればカビ対策にもなりますよ。

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