もったいない！古くなったそうめんって食べられるの？上手な保存方法とは？

暑くなってくると、お昼ごはんのメニューに増えてくるのがそうめんですよね。スーパーの棚に、そうめんが陳列されているのを見ると夏が来るのだなぁと実感します。未開封のものから、袋を開けてしまっているものまで…。これっていつまで食べられるのでしょう？捨てるにはもったいない！今回は古くなったそうめんの賞味期限や保存方法についてご紹介したいと思います。

古くなったそうめんってそもそも食べられるの？

いくつかのそうめんメーカーのホームページを見てみると「古物（ひねもの）といって1～2年寝かせたもののほうが

新物よりもコシが強くなり、おいしくなる」と書いてありました。

メーカーで、正しい保管方法で熟成させたものが「古物」と呼ばれ高級品として扱われるそうです。

これは初耳でした！

家庭内での正しい保管は難しいので、買ったものを家に放置しているだけで「古物」にはなりませんが

それでも水分が飛んでコシが増したように感じる方もいるようです。
そうめんは新しいから良い、というものでは無いようですね。

そうめんが期限切れ！いつまでならOK？

では袋に記載されている賞味期限を過ぎてしまったそうめん。
これはいつまで食べられるのでしょうか。

そうめんの種類にもよりますが、基本的にはそうめんの賞味期限は「製造日から3年半」と決まっています。

＊消費期限と賞味期限のちがい
・消費期限…期限を過ぎたら食べないほうが良いもの
お弁当、サンドイッチ、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。

・賞味期限…おいしく食べることができる期限
スナック菓子、カップめん、チーズ、缶詰など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。

期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

そうめんは「賞味期限」ですので、自己責任ではありますが、期限を過ぎたらすぐに食べられなくなるものではないようです。
では期限を過ぎた時の自己判断はどのようにすればいいのでしょうか。

まずは袋からそうめんを出して中身を確認しましょう。
・虫がついていないか
・変色している部分はないか
・変なにおいがしないか
上記の点に問題がなさそうであれば、一度試してみる価値はありです。

10年前に賞味期限が切れたものを試した人がいますが、若干風味は変わっていたようですが、食用として問題なかったそうです。
ただあくまで自己責任ですので…。
少しでもおかしい、いやな感じがしたときには処分する勇気も持ってください。

そうめんの上手な保存方法が知りたい

袋に記載されている賞味期限も、正しい保存方法を守ってこそ！

以下の点にご注意下さい。
・袋を開封していないこと。（湿気やすくなるうえに虫が入る）
・湿気の少ない冷暗所で保存すること。（シンク下や床下収納、押し入れは避ける）
・匂いを吸収しやすいので近くにカレーや薬味などの匂いの強いものを置かない。

小麦粉類は、虫がつくからと冷蔵庫で保存されている方も多いと思います。

そうめんも虫対策としては、冷蔵庫保存はおすすめですが、上にあげたように匂いを吸収しやすいので

風味を損ねてしまいます。

その際はジップロック等の密封袋や容器に入れて保存してください。

ゆでるのに失敗したそうめんの活用法

たくさんゆでたのに余ってしまったそうめん。
またはゆですぎたり、お鍋が小さいのに無理やり大量のそうめんを

ゆでて、ぐちゃぐちゃになってしまったことありませんか。

ゆでて余ってしまったそうめんは長期保存するのは難しいです。
タッパーにいれて近日中にお味噌汁に入れるなどされる方が多いと思いますが、今回私のおすすめレシピをご紹介します。

これは焼きあがった後、食卓に出してもしばらく家族中そうめんアレンジだと気づきませんでした。

小学生のこどもたちにも大好評でしたでの、またあえて大量にゆでてそうめん消費に役立てようかと思っています。
ぜひ皆さんも一度お試し下さい。

まとめ

身近であるがゆえに残りがちなそうめん…。
開封したまま長期保存してしまったものは、虫が怖いので処分した方が良いと思います。
ただ未開封であれば、賞味期限を数年過ぎたものであれば、一度開封してみて異常がないか確認してみてはいかがでしょうか。
ただあくまでも自己責任で！くどいようですが捨てる勇気も必要です。