車に毎日乗る人も、週末だけ乗る人も、車に乗っているときは快適に運転したいものです。特に夏も本番になればエアコンが、効いていないと体がどうにかなりそうになります。真夏の車内温度は、60度以上になることもあるそうです。
なんとなくエアコンがおかしい!と思ったら夏前になんとかしましょう。
車のエアコンが効かない
エアコンが必要になる季節がくると、あっという間に暑い日が続くので、めんどうくさくて、ほうっておくとつらい暑さを耐える日々がやってきてしまいます。
そんな中、エアコンが効かなくなるなんて、最低最悪です。
エアコンは一年中、季節に関係なく使うので、壊れたりしていないかメンテナンスが必要になります。
例えば…
・梅雨の時期なら、さっぱりするように蒸し対策
・夏場なら、もちろん暑さ対策
・冬場なら、フロントガラスなどの曇り対策…
エアコンは意外と頻繁に使っているのです。
なので、エアコンから風が出なかったり、風が臭かったり、全然冷えてこなかったりと、エアコンがなんかおかしいなと思ったらチェックしてみて、早めに修理に出しましょう。
車のエアコンのチェック方法
・エアコンから嫌なにおいがする
・エアコンから風が出てこない
…このような「あれ?」と思うようなことがあったら、エアコンの不具合などを疑いましょう。
本来ならエアコンの吹き出し口に温度計を差して、点検すればようのですが、温度計を使わなくても冷えているかを確認することが出来ます。
「体感」です。
エアコンの風を最強にして、温度も低くしてしばらく運転します。これで車内が、冷え冷えの快適な車内になっていれば大丈夫なのですが、なんとなくぬるい温度だったり、冷えてないと感じるなら「点検」が必要になってきます。
エアコンガスの不足や漏れ
カーエアコンが冷える為の燃料でもある冷媒(エアコンガス)が不足していたり、漏れたりしていると、冷えない原因になります。ガスを補充しても、どこからか漏れてしまっていると、すぐに冷えなくなってしまいます。
コンプレッサーの不具合
カーエアコンを作動させ、カチッという音の後コンプレッサーが動いているか確認します。コンプレッサーは、エンジンに取り付けられた、直径20cmほどの丸い筒状のもので、ファンベルトで駆動する機械です。
ガス不足がコンプレッサーの動かない最大の原因ですが、ガスが充分なのにコンプレッサーが動かない場合、修理や交換が必要になります。などが考えられますが、よくわからない場合はディーラーや修理工場にお願いしましょう。
車エアコンの修理
では、修理に出すとおいくらぐらいになるのでしょうか?
部品交換が必要な故障だと、工賃とは別に部品代が発生し、それぞれ安くても数万円します。エアコンフィルター交換やクリーニング、ガス補充程度の作業ならば、作業時間は1時間あれば十分です。
エアコンフィルター交換やクリーニング、ガス補充程度の作業ならば、作業時間は1時間あれば十分です。
しかし車のエアコンで機械系統のトラブルが発生した場合、その修理には数日を要することもあります。また部品の在庫状況によっても、所要日数が大きく変動するでしょう。滅多にありませんが、全パーツ交換が必要だと総額で20~30万円となることも・・・。
ディーラーの場合
費用項目 | 修理金額相場(円) |
---|---|
点検料 | 14,000~18,000 |
ガス漏れ・充填 | 6,000~35,000 |
コンプレッサー修理 | 40,000~60,000 |
ファン・モーター(電装系)修理 | 40,000~60,000 |
地域密着型の「町の自動車屋」の場合
費用項目 | 修理金額相場(円) |
---|---|
点検料 | 12,000~15,000 |
ガス漏れ・充填 | 5,000~30,000 |
コンプレッサー修理 | 35,000~50,000 |
ファン・モーター(電装系)修理 | 40,000~60,000 |
工賃がディーラーよりも安いことがほとんどであるため、若干ディーラーよりも安い傾向にあります。
まとめ
エアコン周りの故障については、滅多に起こらないものではありますが、放置しておけば様々な部品に影響を与えるため注意しましょう。
真夏に冷えない車内にいることは、苦痛でしかありません。冷えが悪くなったら、早めの点検をしましょう!
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