毛虫に刺されてしまってかゆいし痛い!症状と対処法をご紹介します

暖かい季節になると悩みの種が、虫刺されです。どんなに気をつけていても、虫に刺されてしまうことを完全に防ぐのはむずかしいものです。今回は毛虫に刺されしまったら。もし刺されてしまった時にどうすればよいかの対処法などをご紹介します。

毛虫に刺されてしまってかゆいし痛い!

毛虫に刺されてしまうと、皮膚がかゆくなったり痛くなったりします。それを毛虫皮膚炎といいます。

 

皮膚に湿疹が出たり、かゆみや痛みも伴って、徐々に広範囲に広がり悪化していきます。そんな時は、一刻も早く症状を抑えたいですよね。

毛虫に刺されてしまった場合は、まだ皮膚に毛が残っている場合があります。毛が残っていると炎症が広がり、かゆみの範囲もどんどん広がってしまいます。

なのでガムテープなど粘着性のあるもので、皮膚から毛虫の毛を取り除いてください。

 

目で見てわかるので、ピンセットで取ってしまいましょう。ですが、なかなか持ち歩いている人はいませんよね。

 

そこで何もない場合は、水で洗い流すことが効果的です。

 

毒針を持っている毛虫が原因

一番多いのが、チャドクガと言われるドクガの仲間。他にもモンシロドクガ・ドクガ・キドクガなどいます。

 

毛虫皮膚炎は夏場に多くなります。

 

チャドクガの発生ピークは4月と10月です。皮膚に刺さったり、直接触らなくても細かくて、軽いので風で飛んで来たり、葉っぱについている毒毛に触れてしまったりして、皮膚炎をおこします。とてもやっかいなのです。

とてもとても細かい毒針なので、長袖などを着ていても繊維の隙間から皮膚に届いてしまうのです。

 

またチャドクガはツバキ、サザンカ、ビワ、お茶などの植物の葉っぱをエサにする習性があって、公園やマンションの、中庭なんかに植えられている観葉植物はツバキ、サザンカが多いので本当に注意が必要です。

 

 

毛虫に刺された時の症状

毛虫に刺されると、強い痛かゆみを伴う赤い発疹となって広がって出てきます。点々とした真っ赤な発疹です。

 

毛虫に刺されると強烈なかゆみから、つい患部をこすったり、かきむしったりしてしまう人は多くいますが、刺激すればするほど毒毛が皮膚の奥に入り込んだり、炎症が拡大して症状はひどくなってしまいます。発疹は1~2日後にさらに症状が強くなることが多いです。

なので辛いですが我慢して、患部はかきむしったり、こすらないようにしてください。辛いですがさわらないことが大切です。

 

毛虫に刺された時の対処法

上の記事でも述べたように、毛虫に触れた心当たりがあれば、ガムテープでベタベタして毒針をはがしとります。
それからピンセットがあれば毒毛を取り除き、シャワーで流し、氷や保冷剤などで冷やします。

 

冷やす

毛虫皮膚炎の応急処置として、冷水などで冷やすことが効果的です。皮膚の炎症が広がることを防げますし、かゆみや痛みを抑えることができます。

 

そして早急に皮膚科へ行きましょう。薬はステロイド軟膏を処方されることが多いです。症状がひどい場合は内服薬も使います。

通常1週間~1ヶ月程度で治りますが、ひどい場合は赤みが消えるまでに2ヶ月以上かかるケースもあります。

根気良く治しましょう。

 

 

まとめ

毛虫に刺されてしまうと、かゆみ痛みをともなった皮膚炎に長い間、悩まされます。もし刺されてしまったら、あわてずに、今回ご紹介したことを参考に応急処置をして、早めに病院へ行きましょう。

コメント