さつまいもって、その時期になるとたくさんもらったり、子供が幼稚園児だったりすると、親子いも掘りとかで家にさつまいもが、たくさんになってしまって保存方法を間違えたりするとダメにしてしまったりします。せっかくのさつまいも、そんなもったいないことはしたくないです。ご紹介です。
さつまいもがブヨブヨになった!
ある日、さつまいもを食べようとしたら、なんか様子がちがう…。
色も変だしさわるとブヨッとしている。切ってみたら黒い斑点みたいなものがある。これって絶対さつまいもが変になっています。
さつまいもが腐ったり、鮮度が落ちて食用には適さなくなっている状態の時は、水分が抜けてブヨブヨしている、シワシワになっている変なにおいがする、持ってみると異様に軽いなどの場合です。
このような状態の時は保存に失敗しているので、ニオイや味が怪しいようであれば食べないようにしてください。捨ててください。
ビニール袋に入れたまま保存しておくと、すぐにカビが生えてしまいますので、注意しましょう。
さつまいもをおいしく食べるには?
さつまいもは、普通の野菜と違って採ってすぐとか新鮮なうちに食べるより、少し日がたったものの方が甘みが増しとてもおいしくなります。
さつまいもには、種類がたくさんあって、安納いもや紅はるかなど甘くておいしいものがありますが、食べてみるとそんなにおいしくないものも、中にはありませんか?
ご存じのかたも多いかもしれませんが、収穫したてのさつまいもは、実はそんなに甘くないのです。
さつまいもを甘くおいしくするには、少し放置しておきましょう。
● 少しめんどうですが、ひとつずつ新聞紙にくるみます
● 14℃くらいの乾燥していない場所をさがします
● 2週間ほど置いておきます
これを追熟といいます。
さつまいものでんぷんが時間が経過する事で、糖分に変わり甘みが増してくるのです。2週間ほどで甘くなるのですが、風通しの良い日陰で2~3カ月ほど保存する事でより一層甘みが強くおいしくなります。とても長く持ちますね~。
さつまいもの保存方法
どれくらいの期間、保存できるかは、どれくらいうまく温度調整と通気調節ができるかにかかっています。
さつまいもは暖かいところで栽培されるため、冷蔵庫などの低温所での保存には向きません。冷蔵庫で保管していると「低温障害」というのが発生してしまい痛みが早くなってしまいます。
冬場は冷蔵庫ではなく新聞紙などに包んで、ダンボールなどに入れ冷暗所に保管します。
直接日光が当たらないのであれば、室内保存で十分でしょう。
ただ、18℃を過ぎると発芽してしまうため、暖房が入っている室内での保存にも適していません。
長期保存する場合
● 段ボールに新聞紙を厚めにしておきます。
● 新聞紙に、さつまいもをひとつずつくるんで、箱の中に入れて寒さにあたらないように保管します
また、気温が高くなるとあまり寝かし過ぎたりすると。芽が出てきてしまって味が落ちてきてしまいます。
さつまいもは冷凍保存できる?
生のままの冷凍保存は難しいと思います。解凍した後で食感が変わってしまうからです。
さつまいもは加熱処理をしてから冷凍するようにしましょう。加熱処理は、ゆでても焼いても何でも良いのですが、さつまいもはゆっくり加熱すると甘みが増すので、できればオーブンで焼くか蒸かすのがお勧めです。
まとめ
さつまいもは、少し気をつけて保存すると長く保存ができるのですね。食物繊維もたくさん入っているし、ビタミンやカリウムもたくさん含んでいます。上手に保存して、お料理に使いたいです。長期保存ができるから長い間楽しめますね。
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