ブロッコリーほど買わない「カリフラワー」たまに買ってみると、どうしてよいかわからずに少しの期間、保存するとなんだか黒いところがある!食べて大丈夫なのか心配。なんで黒くなるのでしょうか?詳しくご紹介です。
カリフラワーが黒くなった! 大丈夫なの?
カリフラワーは白い野菜です。新鮮なほど白いです。ですが時間がたつと、そんな白い野菜がどんどん黄色くなり茶色くなっていき、黒くなってくると、ちょっと食べてよいのか迷いますよね?なんなの?と。
捨ててしまうのは、もったいないですしね。
カリフラワーが黒くなってしまう原因は、何かにぶつかってしまったり、押されているとその部分が傷んで黒ずんでしまうのです。
野菜同士が触れていたりすると、お互いに擦れ合って傷みやすくなってしまうため、冷蔵庫にしまう時には 新聞紙などにくるんでおくとよいですね。
他にも原因はあって、カリフラワーが紫色に変色している事もありますよね。これは、カリフラワーに含まれているポリフェノールの一種「アントシアニン」が原因で、そのアントシアニンが冷蔵庫の冷気に反応する事で、紫色に変色してしまいます。ですが食べても全く問題はありません。
あとは、茎だけが紫色になっている部分があったりする場合がありますが、こちらもアントシアニンが原因で、雨が降らなかったり、低温の日が続いたりすると、この色素が茎の部分に現れることがあります。こちらも品質には問題ありません。
カリフラワーの黒いところはどうする?
●カリフラワーの黒ずんで変色しているところは、食べても問題はないのですが、味や風味は落ちているので取り除いてから料理しましょう。
●黒い点々がある場合、こちらはカビですのでしっかり取り除きましょう。そのあと食べてしまって大丈夫です。
カリフラワーを黒くしない方法
白いカリフラワーを変色させないためにも、買ってから白いうちに茹でてしまうことをおすすめします。
茹で時間は1分ほどで、房はばらさずに塊のまま茹でるのがおすすめです。
丸ごと茹でる場合は、茎の切り口に十字の切れ目を入れてから茹でましょう。また小麦粉を入れると沸点が上がり、早く茹であがります。茎にもビタミンCが豊富です。皮を厚めにむいて茹でるとホクホクとしておいしいので、捨てずに使いましょう。
でも、茹でた後に変色してしまう事があります。これは「酸化」が原因となります。
茹でた後空気に触れる事で、含まれているポリフェノールが変色してしまうのです。
変色を防ぐ方法としては、お湯に塩を少量入れるだけでなく酢やレモン汁を少し入れて茹でるとキレイに茹で上げる事ができます。
すぐに使わない場合、固めに茹で、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
まとめ
カリフラワーが変色する原因はいくつかあるみたいですが、黒い点々のカビを含め、取り除いて食べてしまいましょう。冬の寒いときにシチューに入れたりすると、とてもおいしいですよね!最近では、元々紫色をした、おしゃれなカリフラワーの品種も出ていますよね。いろいろな種類のカリフラワーを食べくらべてみるのも楽しいですね。
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