鉄瓶って、白湯を作って鉄分を補給したりできるよい所もありますが、なんといっても部屋に置いておくと、とてもかわいいですよね♪
わたしも鉄瓶を育て中です。急須とのちがいなどくわしくご紹介します。
急須と鉄瓶のちがい
そもそも急須と鉄瓶のちがいってどこなんでしょう。
それはお湯を沸かせるかどうかと、使い方の方法にあります。
急須
基本ステンレスのやかんと同じ使い方でOKです。
中が錆びない加工になっているので、お湯を入れるだけで、沸かすことはできません。
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- お湯やお茶を入れる道具(直火では使えず、お湯は沸かせない)
- 茶こしが入っている
- 内部にホーロー加工がされている
- メンテナンスフリー
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鉄瓶
鉄瓶は内部が加工されてないので(正確にはされているが、ここでは省きます)お手入れが必要です。
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- お湯を沸かす道具
- 一般的には急須より大きい(一般的にはです)
- 金木止めという備長炭で焼き付け処理をしている(酸化皮膜でさび止め)
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鉄瓶の使い方
鉄瓶は毎日使ってあげることが一番のお手入れとなります。
内部に金木止めというさび止めはしてあります。この作業で鉄瓶の内部には酸化皮膜という皮膜ができます。これがさび止めの役割をしています。
この皮膜は使っていくうちに剥がれていくので、それまでに湯垢を作りたいですね。
鉄瓶の湯垢
湯垢とは、水の中に含まれるミネラル、主にカルシウムが固まってできる薄い膜のことです。
この湯垢なんですが、ミネラルが豊富なお水で井戸水とか、外国のミネラルウォーターを使ってお湯を沸かすとすぎに付きます。それこそ数回お湯を沸かしただけで湯垢が付いてきます。
湯垢が付いてくると内部が白っぽくなってきます。
そうなってくると錆びなくなってきます。が、それでもどこかに赤茶色く錆びてきますが、すぐに落ち着いてくるので全く気にしなくて大丈夫です。
でも、錆びは嫌ですよね。体に悪い感じがします。でもそもそも錆びは体に毒ではないようで(鉄分は体にもともとあるものなので害はないようです)赤錆びを大量に飲めばお腹がゆるくなる程度で、大丈夫です。
錆びさせないためにも、使い続けるか、湯垢を付けてしまえば問題解決です。最終的には湯垢の厚みを1mmくらいにはしたいものですが、それには井戸水を毎日数年かけて沸かした状態でできるものです。
そこまでいかないとしても、湯垢がつくと錆びなくなるので一晩お水を入れっぱなしにしておいても全く錆びなくなります。
湯垢がつくまで使い続けましょう♪ただし、浄水器のお水はミネラルも取ってしまうので、長い月日使っても湯垢が全然つかないこともあります。
鉄瓶のお手入れ方法
鉄分補給効果もある鉄瓶ですが、鉄分がとれるということは錆びやすいということですので、きちんとしたお手入れが必要になってきます。
新品の使い始め
- お湯で軽く中をすすぐ
- お湯を沸かしては捨て、沸かしては捨てを3回ぐらいくり返す(濁りがなくなればOK)
使い終わってからのお手入れ
- 残ったお湯はすべて捨て、完全に乾かす
- 鉄瓶のフタを取り、余熱で水分を蒸発させる(フタも逆さまにして乾燥させる)
- 鉄瓶に水分が残ったら、30秒ほど空焚き(長時間、空焚きをすると皮膜がはがれる)
長く使うために気を付けたいこと
- 内側も外側も鉄瓶は洗わない(皮膜がはがれるため)
- 湯を沸かしたあと、熱いうちに鉄瓶のお湯を空にする
- 水を入れたまま放置しない
- 風通しのよいところで保管する
錆びたらどうする?
水気を残さないように、気を付けて使っていても、錆びてしまったら!
そんな時も、あわてないで次の方法を試してくださいね♪
- 内側の錆びは歯ブラシなどでこすり落とす
- 出がらしの茶葉を、お茶パックに入れて鉄瓶に入れて、お湯を20分ほど煮だして火を止める
- 4~5時間放置する
- お湯を捨てる(お茶の成分のタンニンと鉄分の反応で水が黒くなる)
- お湯がきれいになるまで繰り返す
これで、錆びがとれてきれいなお湯が飲めますよ。
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まとめ
今は、手軽で早くお湯の沸く便利なポットもたくさん販売されていますが、昔からある方式で沸かすお湯はとても美味しいです。腸で吸収される二価鉄もとれるし、白湯にしてもよいですね♪
使い方に気を付けていれば、一生ものです!
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