お弁当に果物を入れたいが夏は危険!?傷まない方法とは?冷凍OK?

小さいお子さんへの、お弁当作りは栄養バランスを考えるのが大変ですよね。特にお野菜嫌いなお子さんの場合は、茶色のおかずばかりになって見た目もかわいくない…。そこで積極的に入れたいもの、それが果物!でも夏場は生の果物をそのまま入れても大丈夫なのでしょうか。
お弁当に入れる際のコツやおすすめ方法をご紹介します。

お弁当に果物を入れたいが夏は危険!?

夏場は水分が多いものが傷みやすくなります。
生野菜なども夏場は避けたいですが、同様に果物も水分が多い果物はなるべく避けた方が良いでしょう。

 

<水分が多い果物>
レモン・いちご・すいか・キウイなど

上記以外の果物でも、洗ったあとにしっかりと水分をふき取ってから

お弁当箱に入れることで傷みにくくなります。

また、菌の繁殖がしやすいカットフルーツも避けて下さい。

 

 

果物をお弁当に入れても傷まない方法とは?

まずは手をしっかり洗うこと。
それから容器も洗い水分をふき取り、できればメインのお弁当箱とは別に果物用の容器に入れましょう。

保冷剤を果物容器の近くに入れれば更に安心です。

 

別の容器が用意できない場合は、カップに入れるなど、他のおかずの水分がつかないようにしましょう。

果物をカットする場合は包丁・まないたの除菌も大切ですね!

お弁当の準備をするときには、お肉などの後に切ることが無いよう、まず最初に果物をカットすることを忘れないようにしましょう。

そして、夏場におすすめの方法が「果物の冷凍」です。

冷凍したままお弁当箱に入れると、食べる頃には自然に解凍されて食べごろになります。

 

傷みにくくなるうえに、ほかにもたくさんメリットがあります。
・保冷剤代わりになる
・忙しい朝でもポイっと簡単にお弁当箱に詰めるだけでいい
・安いときにまとめ買いをして冷凍しておけば、必要なときに必要な分だけ使うことができる

味が濃いもの、または水分が少なく繊維質の果物が冷凍には向いています。

 

ただ冷凍には向き不向きがあります。

おすすめの果物は以下のものです。

<冷凍にむいている果物>
ぶどう・パイナップル・オレンジ・メロン・ライチ・さくらんぼなど…。
ぶどうは皮をむいてから冷凍しましょう。ただ最近は皮ごと食べられるものもありますね。

シャインマスカットなどは洗ったあと水分をふき取ってからそのまま冷凍できます。

パイナップルやオレンジ、メロンはカットしてから冷凍しましょう。

お弁当に定番のりんごは冷凍すると食感が変わってしまうので、おすすめできません。
バナナも解凍後は、ぬるっとした感じが出るうえに黒くなり見た目も悪いので個人的にはあまり好きではありません。

お弁当に缶詰の果物を冷凍して入れても大丈夫?

お弁当に果物を入れてあげたいけど、結構値段もするのでお財布的に辛いときもありますよね。
そんなときの庶民の味方が缶詰です!

みかん缶にパイン缶、桃缶などなど。ミックスされているものもあり

手ごろな価格で売られているので手に取りやすいと思います。

さて、缶詰の果物も冷凍して大丈夫でしょうか。

答えはもちろんオッケーです!

 

ただ膨張により、缶が破裂する可能性がありますので、缶のまま冷凍してはだめなので注意してください。
中身だけを取り出し、一つずつタッパーなどに並べて冷凍して下さい。
本当は、シロップもおいしいのですが、お弁当に入れるときは水分の漏れが心配ですので果物だけを入れた方が良いです。

 

 

まとめ

私自身、こどものお弁当作りにはたくさん失敗してきました。バナナが好きなこどものためにカットしたバナナを持たせたところ、登園中に揺られたためかバナナが真っ黒くぐちゃぐちゃになってしまったようでした。お弁当箱の中が汚れていたので私も気づいて聞いたところ「ぐちゃぐちゃになってたけど食べたよ~」とのこと…。残したらダメだと思って頑張って食べたんだろうなぁと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

こどもたちにとって、楽しみなお弁当のデザート。
夏場でも最後までおいしく食べられるように、世の中のお母さんたち、今日も頑張りましょう!

コメント