大根を切ったら、中身が黒くなっていた経験ありませんか?一本で買う場合は中なんてわからないし…。
食べていいのか、どうしようか悩みますよね?今回は大根が黒くなっているのはなぜなのか?をご紹介です。
大根の中が黒い!食べていいの?
今日は、ふろふき大根にしよう!と思って大根切ったら
黒くなってる!ビックリ。捨てなきゃダメかな?
でも、もったいないし、切れば使えるかも?
黒くなっている大根!食べていいか心配です。
結論から言うと…
食べられます!
食べられるけれども、味も食感も落ちています。
大根の中が黒くなっているのは、カビや病気ではないので食べて大丈夫ですが
どうしても味が悪くなっているので、サラダとか生で食べるのはやめた方がいいですね。
苦くなっていたり、筋張ったりしているので舌触りも悪いです。
食べるのであれば
煮たり、焼いたりするか、苦い場合は米のとぎ汁でしっかりと下茹でしてから使いましょう。
大根おろしにして、みぞれ煮とか鍋とかおすすめです。
大根が黒くなる原因とは?
大根の中が黒いのはカビではありません!
「青あざ症、水晶現象」と呼ばれるものです。
青あざ症…
大根が大きくなる段階で、高温や乾燥などで十分に水分が足りていなかったり
反対に過湿状態の場合に起こる現象。
それが原因で大根に必要なホウ素が不足し、中が青いような黒い色になってしまいます。
夏場に起こることが多いそうですよ。
水晶現象…
大根の出荷後の保存状態が悪かった時に起こる現象。
夏場に起こりやすくて、大根の断面が透明っぽい青や黒色に変色してしまうものです。
暑い夏の時期に常温で長時間保管した時や、冷蔵と常温を繰り返した時に起こってしまうのです。
青あざ症は自然現象なので完全に防ぐのはむずかしそうですが
水晶現象は収穫後の保存状態のことなので防げそうな気がしますよね。
ほかにも食べて大丈夫な状態
●「す」が入っている
「す」というのは大根の中がスカスカになっている状態のコト。
レンコンみたいに穴が開いている感じ。
高温や乾燥で大根の葉に水分が取られてしまい、根の部分が水分不足になってしまうのです。
腐っているわけじゃないので食べることは出来ますが、パサパサに感じてしまうかもしれません。
●断面に黒い筋や点々がある
大根を輪切りにした断面に黒い点々がポツポツと発生していたり
皮のひと回り内側に黒い輪が出来てるのを見たことありますか?
かつらむきしていると、筋のようになって黒い色があらわれることもあります。
これは「ダイコンバーティシリウム黒点病」という大根の病気です。
原因は栽培している時の土壌中のカビです。
原因はカビですが、大根自体がカビているわけじゃないので食べても平気。
食感が悪いし、見た感じも加熱したら変わるというわけではないので、取り除いて食べましょう。
変色してない大根が欲しい!見分け方とは?
大根自身が心地よいと感じる温度は0~5℃。
冬場は良いとして、それ以外の季節は変色が起こりやすいです。
特に夏場は土の温度管理がむずかしいので、色が変わってしまうのです。
大根の変色は基本的に温度管理が重要になります。
切ってみたら中が変色していたら、スーパーに持っていけば交換してくれますが
なるべく買うときにチェックできた方が良いですよね。
とくに夏の時期は、すでに輪切りになって売っている大根を買った方がいいでしょう。
目で見て断面がわかるから変色していれば、すぐにわかりますもんね。
夏の暑い時期は特にカットしたものを買うようにしましょう。
食べてはいけない!ダメになっている大根の見分け方
大根はどんな状態が腐っていると言えるんでしょうか?
大根が腐っているとこんな↓感じになります。
・表面にカビが生えている
・異臭がする
・ぶよぶよしている
・柔らかくなっている
・汁が出ている
・ぬめりがある
このような状態になっているときは、腐っている可能性が高いので
食べるのはやめておきましょう。
少し柔らかくなっているくらいなら生食ではなく、火を通して料理に使いましょう♪
まとめ
いかがでしたか?おでんやサラダとなんでもおいしくいただける大根。
嫌いな人ってあんまり聞いたことないですよね?そんな親しみやすい野菜の代表。
おいしく食べたいです。
コメント
はじめまして
ブログランキングからお邪魔しています
とても参考になるサイトです!
大根を切って黒くなっていたことが数回ありますが、しっかり切除してました!!
食べれるんや!とびっくり
ありがとうございます
今後は食べます(笑)
コメントありがとうございます。
大根が黒くても食べられるなんて、びっくりですよね!
私も食べてます。