アラビア語で「野菜の王様」の意味をもつモロヘイヤ。にんじんをも上回るβカロチンは、美容と健康に効果バツグン!ぜひとも積極的に食卓にも取り入れたいですよね。でもやっぱり野菜なので足が早いもの。「モロヘイヤは生でも保存できるの?」「調理後にもモロヘイヤは保存していいの?」「そもそもモロヘイヤってどうやって傷んでいるか見分けるの?」まだまだなかなか食卓に馴染みのないモロヘイヤ。その保存方法も、痛みの見分け方もわからない!
というかたも、少なくないのかもしれません。今回は、モロヘイヤの傷みの見分け方と、保存方法についてのお話です!
モロヘイヤの傷みを見分けよう!
ネバネバしているものの、モロヘイヤも葉野菜のひとつ。
やっぱり足は早いものです。
だいたいモロヘイヤの賞味期限は、ほかの葉野菜と同じように、2.3日程度と言われています。
「どんな状態になったら食べられないの?」気になるところです!
・葉の部分が全て変色してしまっている
・異臭がする
・ぬめりが出てしまっている
・カビが生えている
ここまで傷んでしまったら、食べるのを控えたほうが正解!
葉の部分が、一部変色している程度の痛みなら、変色した葉を取り除いて食べることが可能です。
でも、念のためにしっかりと加熱して食べると安心ですね。
気になるモロヘイヤの保存方法。
生で保存することはできるのでしょうか?
モロヘイヤの保存方法。生の場合の方法。
しっかり保存してできるだけ永く使いたいモロヘイヤ。
「モロヘイヤは生で冷凍できるの?」
生の場合での保存は、やっぱり冷蔵の野菜室がおすすめ!
新聞紙にまるごとくるんだり、
茎の部分を濡らしたキッチンペーパーで巻いたりして乾燥を防ぎます。
生で冷蔵保存の場合、モロヘイヤを切ったりせずにそのまま保存しましょう。
切った場合は、密封容器に入れて保存します。
「その日の食卓にすぐに使うから…」
すぐに使う場合、常温での保管もよしとされています。
冷暗所で温度の変化も少ない場所で保管しましょう。
冷蔵保存でも、日持ちは2.3日程度。
「もっと永く保存したい!」
「冷凍保存はできないの?」
そんなときはモロヘイヤを調理してから保存します。
モロヘイヤを調理後に保存したい場合
生のモロヘイヤは保存するときにかさばってしまうし、鮮度が落ちると固くなるので、新鮮なうちにできるだけ早く茹でるようにしましょう。
「調理後にモロヘイヤはどう保存するの?」
●調理といってもさっと茹でるだけでOK!
1、モロヘイヤの葉を茎から手で取る(調理するのは葉の部分)
2、たっぷりのお湯を沸騰させ、塩を少々入れる
3、モロヘイヤの葉が濃い緑になるまで、さっと湯にくぐらせるよう茹でる
4、氷水にモロヘイヤを上げる
茹でるといっても、数秒から数十秒のみ!
これなら手軽ですよね。
●レンジの場合は…
1、モロヘイヤを耐熱容器にいれ、1分ほど加熱したあとに氷水にさらすとよし!
2、あとは水気をしっかり切って、フリーザーバッグで密封します。
こうすると、冷凍保存も可能になるので、さらに日持ちしますね。
冷凍での保存の場合、だいたい1ヶ月くらい日持ちすると言われています。
下処理の手間はかかりますが、モロヘイヤがたくさん手元にあるなら、冷凍保存するといいですね。
いろいろなお料理にすぐ使えます!
また、モロヘイヤはネバネバして、あつかいにくいので茹でたあと、すぐに刻んでしまってから冷凍すると
お料理に使うとき楽ちんですよ♪
刻むまえに、まな板をぬらしておくと、ぬめりがつきにくくなりますので、お試しください!
まとめ
モロヘイヤは、ネバネバしていてどう使えばいいのかわからない…。
そんな心配は無用です!
慣れてしまうと、意外とモロヘイヤは、使い勝手がいい野菜なんです!栄養もたっぷり!
モロヘイヤの葉は、細かく刻むとネバネバが増します。
例えば、納豆に混ぜたり、豆腐の上にトッピングしたりするだけで、少し違った味と見た目が楽しめますね。
冷凍保存すれば1ヶ月ほど日持ちするモロヘイヤ。
「あと1品食卓に欲しい!」
そんなときに、モロヘイヤを分けて冷凍保存しておくと調理するときも便利!
冷凍保存には、生のままではなく調理してからのほうがおすすめ。
・沸騰したたっぷりのお湯にさっとくぐらせる
・レンジで約1分加熱する
そのあとに氷水にさらしてしっかり水気を切りましょう。
火を通してから冷凍保存することで、かさばりも少なくなりますね。
栄養たっぷりのモロヘイヤは夏バテ対策にも効果的。
今では食卓にと、とっても注目されている野菜なんです!
ネットや本にもモロヘイヤを使ったレシピがたくさん載っていますよ!
上手に保存してモロヘイヤを楽しみましょう!
コメント