今年もまた、お中元の季節がやってきました。
お中元をやめたい時がやってくるなんて、贈りはじめはまったく考えもしなかったです。
毎年儀礼的におくっている親戚へのお中元を、そろそろやめたいと思っている方も、いるんじゃないでしょうか?
でも、人間関係をおかしくしてしまうのもかえって悩みの種になってしまうと困ってしまいます。
どのようにしていけばスマートに整理していけるかを考えましょう。
親戚へのお中元をやめたい
お中元の時期ともなると、今年はどうしようと考えあぐねてしまいます。
特にお義父さんやお義母さんに言われて贈りはじめた、数回しか会ったことのない遠い親戚など、お中元を選ぶことも相当のストレスです。そもそも、お中元とは相手に感謝の気持ちを伝えるために贈るものなので、決して義理や義務で贈るものではありません。
贈ることをやめる場合、おつきあいの程度と今後の見通しを考えながら、見直しをしていくことをおすすめします。
とくに親戚の場合は、今はつきあいがないとはいえ、もしかしたら今後も続いて行く関係です。スマートにしたいところです。
結婚して何年もたち子供も大きくなるにつれ、学校や進学などなにかともの入りになり、形式的な贈りものにお金をかけるより、自分たちの生活にお金をかけたい。と思うようになるのは、当然のことです。
親戚へのお中元はいつまで続ける?
お中元を贈り始めたら、いったいいつまで続ければよいのでしょう。
何年間って決まっている訳でもないですし…。
終わりがありません。
でも、いつか区切りをつけないと毎年毎年贈りたくもないのに贈り続けなければなりません。
一般的に仲人さんなら3年が目安とされていますが、それ以外は思い立ったときがやめる時です。
ふだんおつき合いが無く疎遠な親戚などは、すぱっとやめてしまって問題はないでしょう。
案外相手のかたもそう思っていて、言いづらいだけなのかもしれないです。
そうだったら楽なのですが、そうではない場合段階をふんだ方がよいでしょう。
お中元をやめる場合のマナーとは?
絶対こうするべきという決まったルールが無いお中元。困ってしまいます。
きっぱりやめる!と決めたら行動に移してスッキリしましょう。
でもホントにきっぱりだと、心苦しいものなので、そんな時はお礼状に「今まで本当にありがとうございました。」ということを健康を気遣う文言とともに入れて、お断りの意思表示をするのがよいと思います。
★お礼状を添えて最後に1回贈る
贈るのをすぐやめるのではなく、最後の1回は通常通りお中元は贈ります。
その際、今までお世話になったお礼と感謝の気持ち、今後は気楽にお付き合いをしたいこと。などを書いたお礼状を添えます。
★贈るのはやめるが、暑中見舞い、年賀状や寒中見舞い等に替える
お中元はやめて、その代わりに季節の挨拶状で「今後は気楽にお付き合いをしましょう。」という思いを伝えます。
疎遠になってしまった方へ手紙を添えて挨拶したい場合は、以下↓の文例を参考にして見て下さい。
○○様、ご家族様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?さて、このたびは何よりのお品をお贈りいただき誠にありがとうございます。
日頃、あまりお役にも立てませんのに、大変恐縮です。
どうぞ今後は、このようなお気遣いなさいませんように、お願い致します。
これからは気兼ねなくおつき合いいただければと思いますので、今までと
変わらず、よろしくお願い申し上げます。これからますます厳しい暑さに向かいます。
くれぐれもご健康に気をつけてお過ごしください。敬具
まとめ
どんなことでも始めるときは簡単ですが、断ったりやめることは気疲れしてしまいます。
普段あまり会うこともない親戚へのお中元、やめたいと思うのはごく普通のことです。でも、やめるタイミングが
とてもむずかしく、手紙を出そうかどうかも迷うところですよね。
そもそもお中元は感謝の気持ちを贈るもの。
それが負担になったら、無理をしてまで贈る必要はないと思われます。
でも、こちらがやめても相手が贈ってくる場合は、きちんとお礼状は出しましょう。
その中で、今後はお互いにやめましょうと伝えられたら良いですね。
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