憧れの一軒家。そして、一軒家には広いお庭!お庭には洗濯物も布団もたくさん干せる!マンション住まいだと最近はお布団をベランダの外に干すことが禁止されているところも多く、一度に家族全員分のお布団を干せる環境は本当にうらやましいものです。でも…。そんなお庭に洗濯物を干す方の大きな悩み。
それは「洗濯物に虫がついてしまうこと」です。どうしてもマンションの高層階と比べると虫がつきやすいので、お困りの方も多いようです。
今回は洗濯物に虫がつかないようにする方法についてまとめたいと思います。
庭に洗濯物を干すと虫がついて困ってしまう
洗濯物についてくる虫にはさまざまなものがあります。
① カナブン
圧倒的に困っている方が多そうな虫がカナブンです。
何が困るかというと、その匂い!体験された方も多いと思いますが、カナブンは敵に攻撃するときに臭い匂いを発しますね。
洗濯物を気づかずに取り込む際に攻撃されたと思いカナブンが臭い匂いを発してしまいます。
そして洗濯物にしっかりその匂いが付いてしまった、という悲しい思いをしている方が続出です。
② ハチ
次に困るのがハチ。ハチと言えば攻撃性の強い虫として有名ですね。
同様に洗濯物を取り込む際にハチに気づかずに刺されてしまう、という危険性があります。
特に小さいお子様がいらっしゃる方には怖い存在ですね。
③ クモ
そしてクモ。
クモも意外と洗濯物についています。
クモはクモの巣を張るスピードがとても早いです。よく見る30㎝ほどのサイズで早いものだと数十分で作るクモもいるそうです。
洗濯物を朝干して取り込む頃にはしっかりとしたクモの巣が張られているのも納得ですね。
クモの巣だけではなく最悪の場合、洗濯物に卵を産み付けられた経験がある方もいるそうです!
よく家にいるアシダカグモは卵が孵るぎりぎりまで自分の体にくっつけており、孵化する寸前に違う場所に卵を付けます。
つまり洗濯物に付いたクモの卵に気づかずに室内まで取り込んでしまった場合、畳んでいる時に部屋の中でクモの子が…。
想像するだけで恐ろしいですね!
他にも蛾やハナムグリなど様々な虫もやってくるようです。洗濯物に虫が付いてしまうということでお困りの方が多いようですね。
どうして洗濯物に虫がよってくるの?
広いお庭。どうして洗濯物に虫がよってきてしまうのでしょうか。
いくつかの原因が考えられます。
① 白いものによってくる
虫は明るい場所を好みます。皆さんも経験があると思いますが白や黄色のシャツを着ていると虫が近寄ってきませんか?白いタオルや白い壁など、洗濯物やその付近は白く明るいものがたくさんあるので虫が集まってきます。
② 電気の光によってくる
特に夜干しをされる方は要注意。家の中の光が外に漏れると虫は近寄ってきます。洗濯物は暗くなる前になるべく早く取り込んだ方がよさそうですね。
③ 柔軟剤の香りによってくる
フローラル系の香りが虫は大好き!いい香りにつられて虫が洗濯物に集まってきます。柔軟剤もできれば無香料のものやグリーン系の香りが虫よけには良いです。
洗濯物に虫がつかないような対策ネットってどんなもの?
では、虫がつかないようにするにはどうすれば良いでしょうか。
まずは全て室内干しにする方法。
これで確実に虫はつきません。ただスペースの問題や、日本人はどうしてもお日さまでカラッと乾かしたくなりますよね。
虫が特についてほしくない子供のものや白いシャツなど、限定的に室内干しにするのは良い方法だと思います。
もしくは様々な薬剤が売っていますので、それを試すのも良いと思います。
例えばカメムシ専用の薬なども販売されています。
でも、どうしても風向きやその他の条件で、うまく薬剤の効果が出ない時もあるようです。
そんな時でも物理的に虫がつかないようにする方法。
それが虫よけ対策ネットです。
洗濯物全体を大きなネットでくるんでしまう方法です。
これの良いところは、虫はもちろん花粉や鳥のフン、多少の雨からも守ってもらうことができる優れものです。
さらに洗濯物の、目隠し防止にもなるということで良いことづくめですね。
ネットで検索すると色々な商品があります。
大体、2~4,000円程度のようですね。雨除けを重視したものはしっかりしているようです。
花粉や鳥のフンよけを目的にしたものは、上はしっかりとした屋根がありますが
半面が通気性を重視して開いているので虫よけには向いていませんのでご注意下さい。
大きいネットが必要ということで蚊帳を利用して洗濯物全体にかける方法もあります。
蚊帳は下が開いていますので、虫が入らないように、下をくるくるっと丸めて洗濯ばさみなどで留めましょう!
◆簡単!洗濯物の虫よけネットの作り方◆
いきなり高額のネットを購入するのはためらわれる方もいますよね。
まずはお試しで、自分で作るのはいかがでしょうか。
簡単に自分で虫よけネットを作る方法があるのでご紹介します。
それは100均で売っている洗濯ネットを利用する方法です。
最近は、大きなサイズのネットも売っていますよね。
なるべく大きなサイズのネットを、いくつか購入して切り開いて縫い合わせて下さい。
例えば、ピンチハンガーのサイズに合わせて、洗濯ネットを切り開き、つなぎ合わせて上からかぶせるようにネットでくるみます。
一番下に、ネットのチャック部分がくるようにつなぎ合わせられたら、しっかりと口を閉めることができるので虫も入りません。
大体500円ほどで作れると思います。
もう一つの方法はガーデニング用の虫よけネットを購入する方法です。
150cm×5mのように、サイズが大きいものが一般的なので少し高額ですが、1,000円前後でありますので
物干しざお全体を覆いたい時には、こちらが良いかもしれません。
チャックはありませんので(ついているものもありますが更に高額になってしまいます)ネットを良いサイズに切り縫い合わせて
下部は開いたままにしておき、干し終わった時にくるっと丸めて洗濯ばさみで留めるのが良いでしょう。
鳥よけネットというものもありますが、ネットの網目のサイズが違いますので間違えずに虫よけ用を買うようにして下さい。
まとめ
以上、虫から洗濯物を守る方法をまとめました。
虫よけネットの導入で皆さんの洗濯物が守られますように。ぜひ一度ご検討下さい。
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