鼻水ぐずくず、目も痒くてしょぼしょぼ…。毎年のこととはいえ、花粉症はつらいですよね。デートや外出、学校に通勤など外に出るのも億劫になってしまう季節。花粉症で有名な主な症状といえば、鼻水にくしゃみ、目のかゆみ。でも花粉症の症状はそれだけではありません!
「頭痛もするんだけどこれも花粉症の症状?」「頭痛と吐き気がしんどい!対処法はある?」
花粉症といっても、人によって症状はバラバラ…。鼻水よりも頭痛がつらい!そんな花粉症の症状にお悩みの方は必見!今回は、花粉症で頭痛や吐き気の症状に悩んでいるかたへのお話です。
花粉症で頭痛ってなる?吐き気もするけど大丈夫?
主に花粉症は、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目・耳・喉の痒みなどと、顔を中心とした粘膜に症状があらわれます。
でも、人によっては頭痛・吐き気が症状としてあらわれる人もいるんです!
「なんで花粉症で頭痛や吐き気がするの?」
症状別に見ていきましょう。
頭痛の場合
鼻水や鼻づまりがおこると、鼻から呼吸がしづらくなります。
そのため、自然と取り込む酸素の量が普段より減ってしまいますよね。
脳にまで酸素が普段より行き渡らなくなるため、頭痛がしてしまうのです。
吐き気の場合
かなり強い頭痛が続くと、吐き気を感じるかたも多いです。
それ以外にも、花粉によって喉がやられてしまった場合。
喉の不快感や続く咳によって吐き気を感じることもあります。
また少数ですが、花粉が胃腸に影響を及ぼして症状が出る場合もあるそう…。
花粉症の頭痛と吐き気。苦痛をやわらげる方法とは?
つらい花粉症での頭痛や吐き気の症状…。どうにか対策はできないのでしょうか?
外出を控える
やはり一番は外出しないこと!
といっても、学校や通勤などでどうしても外に出ないといけないですよね。
その場合は必ずマスクをしましょう。
マスクも上部や横から花粉が入り込まないように、しっかりフィットするものを選ぶことがポイントです。
薬に頼る
やっぱりどうしてもつらいときは薬に頼ることもひとつの方法。
症状が軽い場合は市販薬でもOK。
薬局で薬剤師さんに相談すると安心ですね。
家や学校、会社の近くの耳鼻科も調べておくといいですね。
空気清浄機を準備!
外から帰ると服や髪にまで花粉がついてしまっているのをご存知でしょうか。
もちろんそのままだと、家に花粉を持って上がることになってしまいますね。
玄関先に空気清浄機を置いたり、とにかく部屋のなかに花粉を持ち込まないようにするのがポイントです。
花粉症の吐き気をともなう頭痛。薬はなにがよいのか?
今では花粉症の薬もかなり種類が多いですよね。
「どの薬を選べばいいのかわからない!」
頭痛や吐き気に効く薬はあるのでしょうか。
抗ヒスタミン薬
一般的な花粉症の薬です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目や耳・喉のかゆみにアプローチします。
頭痛や吐き気の原因が、そもそも鼻水鼻づまりや喉の違和感なら、まずはそちらを改善する必要がありますね。
漢方薬
鼻水・鼻づまりに効く漢方も種類豊富にあります。「花粉症の薬は眠くなるからあまり飲みたくない…」
花粉症の薬のネックはやっぱり副作用の眠気。
ひどいと学校や会社での生活に支障をきたしてしまうほど。
漢方なら、眠気の副作用がないので安心です。
漢方が体質に合えばとても使いやすくていいですよ。
点鼻薬
鼻の穴から直接薬をスプレーします。
鼻水・鼻づまりの症状がひどいかたにおすすめの薬。
鼻の調子が悪く、頭痛も吐き気もするようなら、まずは鼻の通りをよくして酸素をしっかり脳まで取り込めるようにします。
耳鼻科に行くと、診察の合間に鼻から薬を吸う器械をすることも。
それだけ鼻に直接薬を噴射するので効き目が期待できるのです。
ただ、あまりにも頭痛が激しかったり、吐き気が治らず嘔吐してしまった場合は早めに病院に行くことがおすすめです。
まとめ
鼻水やくしゃみなどの症状のほかにも、発熱や身体のだるさなど風邪のような症状が出るかたもいます。
そのため、頭痛・吐き気が花粉症の症状であってもおかしくはありません。
できるだけ花粉を取り込まず、身体に入ってしまった場合は症状を抑えることが重要!
・外出時はマスクをする
・手洗いうがいをする
・空気清浄機で部屋の花粉を取り除く
・漢方・薬や耳鼻科に頼る
花粉症外来という、花粉症を専門で取り扱っている病院もあるほど。
日常生活も困難に感じるなら、ぜひ医療機関の受診も視野に入れてくださいね!
できるだけ花粉から身を守り、つらいシーズンを乗り越えましょう!
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