毎日のように、お弁当を作っていると普通のプラスティックのお弁当箱ではなく「曲げわっぱ」を使いたくなります。素敵なお弁当箱。具材を詰めるとホントに美味しそう♪見た目もかわいいし、一度は使ってみたいです。
でも、使うのがむずかしそう…。そんな「曲げわっぱ」についてご紹介します。
いつものお弁当がおいしくなるよ♪曲げわっぱの魅力
日本に古くからある「曲げわっぱ」のお弁当箱は吸湿性や耐久性にすぐれ、見た目も質感も満たしたアイテムなのです♪
曲げわっぱとは?
曲げわっぱとは、ヒノキやスギ、ヒバなどの薄い一枚板を、円形や楕円形に曲げて、合わせ目を山桜や白樺の皮で綴り、底をつけた曲げ物の容器のことです。
とてもステキなんですが、高価だったり、お手入れが大変そうかな?とか思ったり、なかなか手が出せないんですよね!でも、キチンと使うと長く使えて、中に入れたご飯もおいしくて重宝するのです。
曲げわっぱを使う前に気を付けること
濡らしてから使う
水で一度サッと濡らすか、清潔な濡れふきんでふいてから使いましょう。乾燥したまま使うと、ご飯がくっつたり、おかずの調味料や油が、木目に吸いこみやすくなってします。
濡らした後は、余分な水分はきれいに拭き取ってから使いましょう。
食べたらすぐに洗う
食べたらすぐに洗うというのは、学校や職場では少し大変かと思うんですが、水やお湯でサッ洗い流しておきましょう。お湯の方が汚れが浮きやすいのでよいでしょう。
その際、洗剤は木目に染み込んでしまうので、お湯で洗い流すだけで大丈夫です♪熱湯は木のゆがみの原因になりますので、50℃~60℃が目安です。
すぐに洗えない時は、食べ残しやおかずカップは捨ててくださいね。調味料や油が付いていたらティッシュペーパーなどで軽くふいておいて、帰宅後お湯で洗いましょう。
- 材質がスギの場合
帰宅したらスギの場合は、クレンザーとたわしでガシガシ洗って大丈夫です。これは木の特性にかなったお手入れ方法なのです。曲げわっぱの木の表面を見るとわかるのですが、色が濃い所は冬目、薄い所は夏目といいます。冬目は木目が細く筋状になっていて、夏目は木目の幅が広いです。これは冬と夏の日照時間の違いで決まってきます。
そして、たわしで磨くとどうなるのかというと、かなり力を入れてこすっても削りカスとかは一切出ずに、ひたすら奥に奥にへこんでいきます。
要するに、磨けば磨くほど弱いところが締まっていく感じです。つまり磨くほどに強度が増していくのです!すごいですよね。これはプラスティックや金属にはない、木ならではのお手入れ方法です。
※曲げわっぱメーカーや、材質(ウレタンや、漆塗りなど)によってもお手入れ方法は違いますので、お買い求めのメーカー推奨のお手入れを優先しましょう。
しまい込まない
曲げわっぱは、使えば使うほど手に馴染んできます♪愛着もわきます。しまい込んでしまうと使うチャンスが減ってしまうので、しまい込まないようにしましょう。使わない時は、お菓子入れにしてもとてもかわいいですよ。
食器棚にしまい込んでしまうと湿気などで、においが気になったりするのでなるべく乾燥させやすい所で保管しましょう。
お手頃価格で、とても可愛いものもたくさんありますよ♪
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まとめ
わたしも使い始めたばかりの、曲げわっぱ初心者なのですが、毎日おかずを詰めるのがとても楽しいです♪どんどんはまっていく感じです。見栄えもよいから料理上手になった気にもなります。
また、曲げわっぱを育てている楽しさもあります。使い込むほどになじんできて「長く大事に使いたい」と思ってしまい、愛着もひとしおです。使うほどに丈夫になる木の素晴らしさにもビックリ。
みなさんも「曲げわっぱ」を使ったお弁当生活はじめてみませんか?
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