夏の暑さでバテて食欲がない…。そんなときにつるっと食べられるもののひとつが、ざるそば!冷たいそばは喉越しがよく、暑さで参ってしまっているときも食べやすいですよね。大人も子どもも大好きなざるそば!でも、案外失敗しやすいということはご存知でしたか?「そばをゆでるだけなのに難しいの?」
「なんでゆでるだけなのに失敗しちゃうの?」ただゆでるだけと思っていたら大間違い!そばをゆでるときにちょっと工夫をするだけで、お店で食べるようなそばを味わえるのです!そばに悩んでいる主婦のかた必見!今回は、そばのゆで方についてのお話です!
そばのゆで方の極意!塩がとっても大事!
いきなりですが、そばをゆでるときに塩を加えていますか?
「パスタをゆでるときは塩を入れるけど…」
そう、パスタをゆでるときは塩を入れるかたがほとんど。
でも、そばをゆでるときは塩を入れない。
じゃあ、なぜ塩を入れるのか?
麺に塩味をつけるだけと思っているかたがほとんどです。
もちろん、麺をゆでるときに塩味をつける意味もあります。
でもそれ以外にもうひとつ、とても重要な役割が塩にあるのです!
それが、「水の沸点を上げること」!
沸騰したお湯にそばを投入すると、そばの冷たさで一時的にお湯の温度が下がってしまいます。
そのままゆで続けると、失敗のもとになってしまうのです。
塩は、そばを入れてもお湯の温度を下げない効果があるのです!
それでも、
「そばをゆでるだけなのになんで失敗するの…?」
簡単だと思っているそば。
なぜ失敗してしまうのでしょうか?
そばのゆで方!なんで失敗するの?
失敗といってもいろいろありますよね。
たとえば、ゆがいたそばがなぜか粉っぽかったり…。
または、ゆがきすぎてブチブチ千切れてしまったり…。
ゆでるだけと思っていたそば。
なぜ失敗してしまうのか?
そのそば、「生そば」じゃありませんか?
スーパーなどで売られている多くは、下ゆでのしてあるそばです。
そのために、そこまでゆでることに注意することはありません。
しかし、そば屋さんなどで購入した生そばの場合…。
つなぎを使わず、100パーセントそば粉でできているので、ゆでるのが難しいのです。
ゆで方のポイントは…
・たっぷりのお湯を沸騰させ、塩を少々入れる
・そばを入れたら数回「の」の字を書くように混ぜる
・ゆで時間よりも早めに鍋から取り出す
・冷水にさらしシメる
冷水でシメることにより、ぐっと歯ごたえが変わります。
この一工夫がとても大事なんですね。
そばのゆで方で困った。粉っぽくなるのはどうして?
ゆですぎると伸びて大変なことになってしまうそば。
「できるだけ早めに鍋から上げよう」
あれあれ?今度はなんだか粉っぽい。
そう、そばが粉っぽくなってしまうのは、ゆで時間が足りないからなんです。
一見ツヤもあり、美味しそうに感じるそば。
でも食べてみると粉っぽかったらガッカリ。
じつは、そばのゆで時間はとても難しいもの。
生そばならなおさらです!
コンロのメーカーやそばによって、ゆで時間は大幅に変わってきます。
一番は、沸騰したお湯にまずは数本そばを入れて。
どのタイミングで上げればいいか計ることが良いとされています。
これはプロも使っているワザなんですって!
下ゆでしてあるそばなら、袋に記載されているゆで時間を目安に、直前に数本味見してからあげるといいですね。
まとめ
一見カンタンそうに見えてかなり奥深いそば。
最近は、そば屋さんで手打ちそばを販売している店舗も増え、その需要も高まっています。
「家でカンタンに店の味を楽しみたい!」
家での生そばは塩とゆで時間が大事!
・大きめの鍋でたっぷりお湯を沸かすこと
・お湯の温度を保つため、塩を少々入れること
・ザルにあげたあとに氷水にさらすこと
そばは角がしっかり立ち、透明感が出るといいゆで具合と言われています。
まずは全部のそばをゆでるまえに、事前に数本試したいですね。
さあ、一工夫でそばを一気にお店の味に近づけましょう!
きっと家族もびっくりしてくれますよ!
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