七夕の笹は燃やすのかな?燃やせない場合の対処方法とは?短冊はどうする?

「短冊に願いごとを書いて笹の葉に結ぶと願いが叶う」幼稚園以降の子どもにとって、夢のようなお話ですよね。七夕の日を楽しみにしている子どもも多いのではないのでしょうか。みんなでワイワイ短冊に願いを書いて飾った笹の葉。「このあとどうすればいいの?!」なんて、困ったことはありませんか?

「笹の葉って燃やすの?」「むしろ、燃やしていいの?」「せっかくお願い事を書いた短冊はどうすればいいの?」そう、親にとってはその後の、笹の葉の処理の仕方も考えないといけません。七夕が来る前に対策を!今回は、七夕の笹の葉の対処方法についてのお話です!

七夕の笹って燃やすのかな?

短冊を結んだ七夕の笹。

「そのあとはどうするの?」

・笹の葉を川へ流す
・「お焚き上げ」として燃やす

地域や家庭によってさまざまですが、だいたいこのふたつが伝統的に残っています。

 

ちなみにわたしが小さなころは、近所の川へ笹の葉ごと流していました。

川が天の川へつながって、彦星と織姫のもとへ願いを届けてくれる。と、言われていたのです。

現在では不法投棄法なども厳しくなり、川へ笹の葉を流すことは、筆者の地域では禁止されています。

 

「お焚き上げ」といって笹の葉ごと燃やしてしまう場合。

こちらは、天に昇る煙が、願い事を彦星と織姫のもとへ届けてくれると言われているのです。

ひと昔前は、自宅の庭などで気軽に笹の葉を燃やすことができたところも多いのではないでしょうか?

しかし今では、
「煙がご近所さんの苦情になったらどうしよう…」

「安全に燃やせる場所がない」

そんな声もずいぶん多いもの。
そんなときはどうすればいいのでしょうか?

 

 

七夕の笹の葉の対処方法!燃やせない場合はどうする?

今ではいろいろとずいぶん厳しくなり、気軽に個人で笹の葉を燃やすことも難しくなってきました。

「やっぱり捨てないといけないの?」

ゴミの分別も細かい地域もかなり増えてきましたね。

 

一般的に、笹の葉は「燃えるゴミ」としてゴミの日に出すことができます。

その場合、笹の葉の飾りによって、燃えるものと燃えないものとに分けておきましょう。

大きな笹の葉は、ノコギリなどで切って分解してゴミ袋に入れます。

あとは自治体のゴミの捨てかたに従って、ゴミに出します。

 

「ゴミとして扱うのはちょっと…」

写真は撮ったものの、せっかくの笹の葉を捨ててしまうのを子どもに見られてしまうのは、やっぱりなんだか悲しいですよね。

もしかすると、子どももなんだか寂しい気持ちになってしまうかも…。

そんなときは、神社によっては「お焚き上げ」で笹の葉を燃やしてくれるところもあるんです!

神社だと、火の始末もお任せできるので安心ですね。

煙に乗って、天まで願い事が届くということをしっかり子どもに伝えてあげましょう。


 

七夕の笹はわかったが、短冊はどうする?

子どもが一生懸命書いた願い事の短冊。
手作りで笹の葉の飾りを作る子どもも多いですよね。

 

「短冊や飾りって、やっぱり捨てにくい…」

 

とくに、笹の葉をゴミとして処分する場合、短冊たちもゴミとして扱うのはちょっと躊躇するところ…。

「みんなはどうしているの?」

じつは、短冊だけ記念として取っておくという家庭もなかなか多いものなんです。

短冊だけなら、紙なのでそこまでかさばりませんよね。

日付を入れておけば、数年経って見返してみるとおもしろいですよ。

「あのときこんなお願い事書いたなー」
「字がとっても上手になったね!」

なんて、子どもの成長を実感できますね。

 

お焚き上げをするときは、短冊の写真を撮っておくのもいいですね。

「短冊はどうしたい?」
と、子どもにもぜひ相談してみましょう。

 

 

まとめ

子どもにとって、「七夕の日に願い事をひとつ叶えてくれる」なんてまさに夢のような話!

彦星と織姫からなる「七夕物語」も、古くから伝えられている物語。

ぜひ七夕の行事といっしょに、子どもに語り継いであげたいですね。

「ぜひ子どもにお焚き上げを見せてあげたい!」

幼稚園や保育園、自治体のイベントなどで笹の葉のお焚き上げをするところもあります。

七夕にちなんだイベントも、今では全国各地でさかんに行われています。
それに参加してもいいですね!

川に流したり、お焚き上げができない場合。
・ゴミとして出す
・神社でお焚き上げしてもらう

きちんと笹の葉の処分の仕方もあるので大丈夫!

一年に一度の夏の行事。

ぜひおうちで笹の葉に願い事を結んで、七夕を楽しんでみませんか?

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