暑中見舞いの書き方一つで仕事に多大な影響も!知っておくべき文例や書き方をご紹介

「暑中見舞いなんて書いたことがない!」いまではSNSツールやメールの普及により、暑中見舞いを送る機会はめっきり減ってしまいましたね。

でも、ビジネスの世界では、いまでも暑中見舞いを送り合う会社もまだまだ多いものです。暑中見舞いを書いたことがない。ではビジネスでは通用しませんよね。「暑中見舞いってどう書けばいいの?!」「暑中見舞いで使えるあいさつ文が知りたい!」「暑中見舞いの書き方にもマナーはあるの?」

社会人になったのならば、やはり暑中見舞いの書き方もきちんと押さえておきたいところ!困っているビジネスマン必見!

今回は、ビジネスシーンで使える暑中見舞いの書き方についてのお話です!

マナー知らずのレッテルを貼られる前に!暑中見舞いの文例一覧!ビジネス編

「そもそも暑中見舞いってどういうもの?」

いまどきのビジネスマンは、暑中見舞いがなんなのかさえ知らないというかたも珍しくありません。

 

暑中見舞いとは、夏の一年で一番暑い時期に、相手の体調を気遣って送るあいさつ状のこと。

 

年賀状の夏のあいさつ状と言えばわかりやすいでしょうか。

ビジネスシーンでは、取引先のほかにも会社の上司に送るかたも多いのではないでしょうか?

 

「暑中見舞いには、なにを書いたらいいの?」

暑中見舞いの簡単な構成は…
1.あいさつ文
「暑中お見舞い申し上げます」

2.相手の体調を気遣う文
「お変わりございませんでしょうか」など

3.健康を気遣う文
「どうかご自愛ください」など

しばらく会っていないかたに暑中見舞いを送る場合、簡単に近況報告の文を入れてもいいですね。

最後に日付を書きます
「西暦○年盛夏」と記載するのが一般的。

暑中見舞いは7月初旬頃の梅雨明けから、晩秋を迎えるまでに出しましょう。

 

 

ビジネスで使える暑中見舞い文例 3選!取引先に贈る季節のあいさつテンプレート

やっぱり一番気を遣うのが、取引先への暑中見舞いではないでしょうか。

「取引先への暑中見舞いはなんて書いたらいいの?!」

取引先への手紙やメールなどでよく使う、「拝啓」「敬具」は暑中見舞いでは基本的には使いません。

 

「暑中お見舞い申し上げます」のあとからすぐに文をはじめます。

 

・平素は格別のお引き立てを賜り有り難く厚く御礼申し上げます。
今後共なお一層ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
○○年 盛夏

 

・平素は格別のお引き立てを賜り有り難く厚く御礼申し上げます。
炎暑いよいよしのぎ難くなりましたが貴社ご一同様のご健勝をお祈りいたします。

 

・平素は格別のお引き立てを賜り有り難く厚く御礼申し上げます。
炎暑のみぎり皆様のご健康とご自愛をお祈り申し上げます。

 

堅苦しいことばになりますが…。

基本的な構成は同じ!

・普段お世話になっているお礼
・体調を気遣う文
・西暦で書かれた日付

これがあればよし!

暑中見舞いはハガキのため、長々と文を書かなくても大丈夫!

挿絵つきのハガキにすれば、短い文でもさみしくなりません。

 

 

暑中見舞いの書き方一つで仕事に多大な影響も!知っておくべき 3個のマナー

伝統的だからこそ知っておきたい暑中見舞いのマナー!
しっかりチェックしておきましょう。

 

・ハガキは縦に使う
基本的に縦書きが丁寧でいいとされています。
ビジネスで使うのであればなおさらですね。
メールならともかく、ハガキの場合は必ず縦書きにしましょう。

 

・修正テープなどは使わない
手書きで暑中見舞いを書けるなら、より丁寧でよし!
でも、まちがってしまったからと修正テープや修正ペンを使うことは絶対にNG!
書き損じてしまった場合、必ず新しく書き直します。

 

・正しい漢字を使うこと
相手の氏名や会社名は、ことさら正しく省略しない漢字を使います。
たとえば、本当は「齋藤」であっても利便さを優先して「斎藤」や「斎藤」を使っている場合がありますよね。

宛名書きのときには、省略した字を使わずに、旧字や環境依存文字などをきちんと区別して書きましょう。

いまではネットで調べると、すぐに暑中見舞いの例文テンプレートもたくさん出てきます。

すべて印刷でもいいですが、宛名書きくらいは手書きだと丁寧ですね。

あとは誤字脱字に気をつけると問題なし!

 

 

まとめ

「ビジネスだから気をつけないと…」
と、あまりに身構えてしまっては重荷になってしまいます。

暑中見舞いは…
・夏のごあいさつ
・暑い日が続くなか、相手の体調を気遣うこと

これらを頭に入れておけば、なんとなく書きやすいのではないでしょうか。

一昔前は、あれだけ店頭に並んでいた暑中見舞い用のハガキ。

いまではめっきり数も少なくなってしまいましたね。

それだけ需要がメールやSNSに移っています。

だからこそ、ハガキで丁寧に暑中見舞いを送りませんか?

暑中見舞いの書き方を知っていると、今後のビジネスシーンでも大活躍ですよ!

ぜひ日本の伝統を大切にしていきたいですね。

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