赤ちゃんとの生活に慣れてきたら、遠くの実家にも一度顔を見せに帰りたいですよね。新幹線を利用しなければ帰れない距離だと、なかなか赤ちゃんを連れて帰りにくいもの。「でも親に孫の顔を見せたい!」「それでも新幹線のなかで授乳はどうしよう…」そう、離乳していなくてなおかつ完全母乳で育てている場合、新幹線のなかでの授乳はどうしようか悩みますよね。新幹線での授乳ってどうすればいいの?新幹線の多目的室で授乳はしていいの?
そもそも新幹線の多目的室ってなに?今回は、新幹線の多目的室と赤ちゃんの授乳についてのお話です!
新幹線の多目的室とは何か?
「そもそも新幹線に多目的室ってあるの?」
「多目的室ってどんな場所?」
じつは、新幹線には小さな個室になっている座席があるんです。
「そんなの見たことない!」
「知らなかった!」
というかたも多いはず。
普段は施錠されていることが多いため、めったになかを見ることはできません。
多くの新幹線の多目的室は…
・ふたりが座れる座席がある
・荷物も置ける広いスペースがある
・すぐとなりにお手洗いがある
個室になっているのならば、周りの目を気にせず授乳もできる!
赤ちゃんがぐずってしまっても周りの人に迷惑かけない!
そんな気になる新幹線の多目的室。
どうしたら使うことができるのでしょうか。
新幹線の多目的室の使い方。気を付けること
「赤ちゃんもいるし、ぜひ多目的室を使いたい!」そんなお母さんも多いはず!
誰でも多目的室を使うことができますが、「いつでも使用可能ではない」ということに注意しておきましょう!
多目的室は体の不自由なかたが優先になります。
予約ももちろん、介助受付という専用の受付に電話をして予約をしなければいけません。
そのために、体の不自由なかたが使用をしているなら、授乳したいからといっても多目的室は使えません!
あくまでも、多目的室の優先は変わらないことを頭に入れておきたいですね。
「赤ちゃんがいるし、授乳のあいだくらい代わってほしい…」
その気持ちはとてもよくわかりますが、
・予約は赤ちゃん連れのかたはできないこと
・使用しているなら多目的室は使えないこと
大人のマナーとして、これらをしっかり理解しておきたいですね。
そして、多目的室利用をするのに料金がかかるのかな?と心配する方もいるかと思いますが
値段は無料です!
とくに利用するのに料金はかかりません。
新幹線の乗車券があれば利用できます♪自由席、指定席、グリーン席などは関係ありません。
新幹線の多目的室で授乳はできるのかな?
「だれも多目的室を使っていなかったら、授乳のために使ってもいいの?」
もちろん、使って大丈夫!
授乳のために多目的室の予約を取ることはできないので、その場合は新幹線の乗務員に直接申し出ましょう。
その後の多目的室の予約状況を確認してもらい、多目的室に案内してくれます。
その後、停車駅で多目的室を予約しているかたが乗車してくれば、授乳中であっても退出しなければいけないということはしっかり理解しておいてくださいね。
個室で授乳ができるとなれば、ママさんも赤ちゃんも一安心ですね。
授乳用ケープや粉ミルクを用意するなどの対策ももちろん大切です。
それにプラス、多目的室の存在も知っておくと、少しでも赤ちゃん連れの帰省も安心ですね。
まとめ
まだまだ頻回な授乳の赤ちゃんとの長時間の移動は、やはり不安と心配でいっぱいですよね。
新幹線の座席を取るときも、赤ちゃんの授乳がしたい旨をスタッフに伝えましょう。
人目につきにくい座席や、多目的室に近い車両の座席を案内してくれることもあります。
授乳は赤ちゃんとママさんにとってとても大切な時間。
授乳がうまくできないと、赤ちゃんがぐずってしまったり、おっぱいが張って痛くなってしまったりと大変な思いをすることになります。
でも、マナーはとっても大事!
・あくまでも多目的室は体の不自由なかたが優先であること
・多目的室に空きがあるときにだけ授乳に使えること
ぐずる赤ちゃんを抱えてママさんは必死なことはわかります。
多目的室が使えなくても、冷静に対処したいものです。
・授乳ケープや大判ストール
・授乳しやすい服装
・哺乳瓶、お湯、粉ミルク
多目的室が使えなくても授乳できる準備はしていきましょう。
赤ちゃんにとって、新幹線での移動はとても刺激になります。
きっと時が過ぎればステキな思い出になりますよ!
ぜひ赤ちゃんとの新幹線の旅を楽しみましょう!
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