甘くておいしいかぼちゃ♪一年中販売されていますが、やっぱり秋冬の9月~12月が旬ですし、食べたくなりますよね。でも、かぼちゃってボリュームたっぷりなので、丸ごと買うと一度には食べられなかったりします。冷蔵庫で少しの間、眠らせたり…。そしたらかぼちゃに、白い謎のものを発見してしまいました。ご紹介です。
かぼちゃの表面に白いカビのようなもの発見
かぼちゃは、どんな料理にも合う万能野菜ですよね。
甘くておいしいから赤ちゃんの離乳食にも大活躍です。でもだからこそ「カビ」には敏感になります。カットされたかぼちゃは、丸ごとのかぼちゃよりも、悪くなるのが早いので注意が必要です。
白い粉のようなものが付いている
カットされたかぼちゃは、4~5日ほど置いておくと、切り口の白い粉のようなものがついている時があります。「捨ててしまおう」なんて早まらないで下さい。それはカボチャのデンプンですので食べて心配ないです。切ったばかりは水っぽいですが、カットされた切り口のところが、日にちの経過によって乾燥し、でんぷんが結晶化されて白くなっていたのです。
他のイモ類でも白くなります。
カボチャはワタ(種の部分)からカビが生えたりしますので、買ってきたらワタを取ってからラップしておくと良いです。
白い小さい固体が入っている
皮のすぐ内側に、白い小さい個体が入っていることがあります。これはカビではなくデンプン質が固まったものですので大丈夫です。
カボチャの茎から、実に運ばれる栄養素が途中で詰まり、栄養素の吸収が片寄った場合に、白い固体(デンプン質)が出ることがあります。栄養素の詰まりの原因には、降雨などの自然現象や完熟を待つタイミングと多くの生理現象が考えられます。また、化学肥料を使用しない栽培方法のカボチャにもよく見られます。
この白い部分は硬くて、加熱しても残りますので、取り除けば食べて大丈夫です。
かぼちゃの白いプツプツもカビ?
白いプツプツは、かぼちゃに含まれている糖分が結晶化したものなのです。他の食品でも良くあります。かぼちゃは収穫された時は、デンプン質が多いですが、高温で乾燥するとデンプン質が糖分に変わり甘くなります。その糖分が結晶化してカボチャの表面に出たものですごく甘いですよ。なので、こちらも食べて大丈夫です。
かぼちゃのカビの見分け方
白いものがでんぷん、白いプツプツは糖分が結晶化したものだとわかったとしても、他に白いカビもあるのでは?と思ってしまいます。
食べられるかわからないし、不安だから捨ててしまおう。では、かぼちゃがもったいないです。
食べても平気なでんぷんなのか、カビや腐りをどうやって見分けたらよいのでしょうか?
カビが生えているもの
カビの場合は「青黒い」または「緑色」のものが生えます。白いカビもありまして「白色」のカビは綿のようにフワフワしています。
生えたカビが黒カビで、範囲がごく小さい時だったら、カビの周りとその下を3~4センチ程ごっそりと削ります。その後しっかり加熱して食べれば問題ありません。
白や緑色のカビが生えている場合は残念ですが、捨てた方が良いでしょう。
カビの部分を、そぎ落として無事な部分だけでも早急に調理するか、カビがひどい場合は捨てることが大切です!
腐っているもの
腐っている場合は明らかに見た目が「黒ずんで」きます。
腐っているかぼちゃは、手に持った感じや黒ずんでいるところをさわってみると、ぶよぶよしています。進行していると臭いもきつく、表面は溶けたようになっていることもあります。こうなってしまっていては食べられないので捨てましょう。
まとめ
かぼちゃに何かついていたら、カビなのか腐っているのか、食べても大丈夫なのか、しっかり見分けましょう。見分けられれば安心して食べることができますよね。カビは有毒なものが多いので生えているのを見つけたら食べるのはやめましょう。
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