今年もまた、梅雨のジメジメしていて、さっぱりしない嫌な時期がやってきました。
カビは発生するし、なんだか部屋のにおいも気になるし、なにかにつけてスッキリしません。
湿気だけでなく気温も上がるこのシーズン。対策をしなければ、さらに大変なことが・・・・・・。カビやニオイです!
今回はそんなお悩みをご紹介です。
梅雨で部屋が臭い
梅雨の時期、外出から帰ってきて家や部屋の中に入ると、なんだか嫌~なにおいがする時があります。
そんな時ありませんか?
ふだん生活していると気がつかないにおい。
梅雨特有の嫌なにおいの原因は菌がつくる悪臭成分。困ったものです。
カビ臭、さまざまな雑菌が放つ臭い。いやな臭いの原因はこのふたつであることがほとんどです。
カビ臭の原因はカビそのものです。カビが発生しやすい梅雨の時期は、お風呂や洗面所などの水回りはもちろん
押入れや玄関も要注意です。
生乾きの洗濯物や蒸れた靴の臭いは、湿気や汚れが大好きな雑菌の原因になることも。菌が繁殖するときに、悪臭成分を生み出します。原因満載です。
このカビや雑菌を消さなければ嫌なにおいは取れないのです。
梅雨の部屋のカビ退治
カビが好むのは温度・湿度・栄養があればあっという間に増殖します。
カビの種類によりますが、気温は25~30度、湿度が65%を超えると活発になり、タンパク質や脂肪分の他、繊維や木材、ホコリなど何でもかんでも、栄養にします。 カビは少しの振動や刺激で、どっと胞子が飛散します。家中に飛び交い、カビにとって条件の良い場所で、新たなカビが発生するのです。やっかいものです。
カビが嫌な臭いのもとになっていると思いきや、なんと以外にもカビってもともとが無臭なんです!
カビが繁殖していく過程で排出される老廃物が臭いを発するんです。これは汗の臭さと一緒で、汗ももとは無臭だけど、かいた汗に細菌が付着して繁殖していくことで臭いを生むんです。
なので梅雨の時期になんか臭いなと感じたら要注意です!
カビが犯人かもしれないです。
カビは繁殖すればするほど強いにおいを発生させます。
実際もう臭いがしてしまっているのならば、かならずカビは繁殖していると思ってよいでしょう。
カビの増殖を防ぐためには、温度を下げるか湿度を下げるということになりますが、エアコンで室温を20℃以下に下げるって現実的にむずかしいですよね!ここは、湿度を 50%以下に抑えるのが望ましいです。
エアコンのドライ機能や除湿機を上手に使いこなしましょう。
たまに晴れた日には、湿気を溜めないように空気を入れ替えまくって循環させ乾燥させる。
また、カビはこまめに拭くことで掃除が楽になるし予防にもなります。そのままにしておくと、においの元になるのはもちろん、アレルギーの原因となったりしますのでこまめにお掃除してくださいね。
酢を活用したお掃除方法をご紹介します。
カビの発生した箇所を、お酢を含ませた布でふき取ってください。
それだけでカビ対策にもなり、簡単に汚れも落とすことができます。肌が直接触れることの多い場所などは、お酢なら安心です。
梅雨どきの部屋の湿気対策
部屋の中で湿気が増える原因は、多くなっている大気中の水分がその場所にとどまってしまう事で水浸しになってしまったりしてカビ等が発生します。
現在の建物のほとんどは隙間風が入りにく密封した建物になり、空気が逃げにくく、高温多湿の気候に対応しにくい造りになっています。
空気・風を通す
晴れている日には、部屋の窓はもちろん押し入れやクローゼット、靴箱や物入れ、湿気が気になる場所の空気を流すようにし、出来れば湿度の高い時期はつねに扉を開けるようにします。
雨の日や外の湿気が高い時は外の湿気が部屋の中に入るので、窓は開けないようにします。
換 気 扇
トイレや浴室、台所の換気扇を動かして各部屋の扉を開けるようにすると空気が通りやすくなります。
扇風機を使う
空気を流してくれるのはやはり扇風機になります。汗をかいて風にあたるとすっと汗が引くように、扇風機の風は水分を飛ばしてくれます。
換気扇が届かない場所やエアコンのない部屋、奥まった場所の湿気が気になる場合は、大きい扇風機や卓上の扇風機などを利用して風を流すようにします。
エアコンを使う
湿気が増える場所にエアコンがある場合は「除湿」をするとかなり効果があり、隣の部屋も続くように出来る場合は扉を開けて除湿出来るようにします。
部屋の湿度が70%~75%の場合は水分からのカビの発生率が高くなるので、湿気が特にひどい時期や湿気が原因でカビが発生する時期には、エアコンが部屋にある場合は「除湿」を使う事をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この時期のジメジメだけは、もうどうもにならないですが、梅雨のカビ対策でやはり有効なのは「掃除と換気」がとても重要になってきます。この2つを、意識してみてください。
普段の雨でもうんざりなのに、梅雨なんて嫌すぎますが毎年の事、上手につきあっていきましょう。
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