なすが冷蔵庫でぶよぶよの姿に!賞味期限が知りたい保存方法もご紹介

一年中出回っている「なす」ですが、痛むのが早い野菜のひとつですよね。
夏野菜は、常温保存といいますが保存を長くしたいのであれば、やはり冷蔵庫保存が好ましいです。
基本的にあまり日持ちはしません!

そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、手間を加えて保存しましょう。

なすが冷蔵庫の中でぶよぶよの姿に!

なすの存在を、少しの間忘れてしまっていると、気がついたときに、ぶよぶよになっていたという経験はありませんか?

あれって案外ショックですよね。

食材をむだにしてしまった罪悪感と言うか、なんというか…。

 

野菜を低温で保存すると、植物中の酵素の働きが抑制され、呼吸作用が弱くなるので、鮮度が保持されます。

ただし、なすに関しては低温に弱いんです。

よく10℃以下にすると風邪をひくといいます。10℃以下にすると呼吸が殆ど止まってしまいます。
ですから、窒息状態になり、皮がぶよぶよになってしまったり褐色に変色したりします。

 

なすは保存がうまくいかないと腐ったような状態になります。

・異臭がする
・全体的に茶色く変色している
・カビが生えている
・表面がぬめぬめしている
・触ったら柔らかくぶよぶよしている

 

このような状態になると食べられないし、健康を害する可能性があるので廃棄しましょう。

 

 

なすの賞味期限は?種が黒くなっている

保存期間(賞味期限)の目安は?

常温保存賞味期限は、3日程度

冷蔵保存:切っていない未使用の状態のナスなら、野菜室で“1週間”程度の保存が可能。切ったナスは1日くらいしか持たない。

冷凍保存:切ったナスでも“1ヶ月”程度の保存が可能。

 

種のまわりが黒いのは傷んでいるサイン!?

なすは、外見だけではとても判断しにくいです。

切ってみた時にいつもと違う状態になっていることもあってびっくりします。

 

冷蔵庫の野菜室で、放置されてしまったなすで多いのが、種の周りが黒くなっている状態です。

この状態はもう食べられないと判断して捨ててしまう人もいるかもしれませんが、食べることは可能なのです。

もちろん黒くなっている部分が、なす全体に及んでいる場合には食べられませんが、一部であればその部分を取り除いて食べることが出来ます。

 

また同じような状態として、なすの果肉の白い部分が茶色に変色している場合もあります。

この場合も、全体に広がっていない限りはその茶色の部分を除けば食べることが出来ます。

皮がシワシワしだしたら、早めに食べた方が良いでしょう。

なすの保存方法

ナスには冷蔵保存と冷凍保存の方法がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。

ナスの最適な保存温度は10℃前後なので、冬場の寒い時期なら一応常温で保存できます。しかし、温度が高いとすぐに傷んでしまいますし、逆に低すぎると低温障害になりやすいため、冷蔵庫の野菜室で保存するのが基本です。

 

未使用のナスの保存方法は以下のとおり

・新聞紙にナスを1本ずつ包む
・ポリ袋に入れる
・野菜室で保存
・ナスは乾燥に弱いため、新聞紙で包みます。(新聞紙がなければラップでも構いません。)

また、冷蔵庫内は0℃~5℃とナスにとって温度が低すぎるので、野菜室(5℃~10℃)で保存するのもポイントです。すぐに食べれないのであれば冷凍庫で適切に保存すれば長期間日持ちします。

 

切ったナスの保存は?

切ったナスはすぐに酸化し黒くなってしまいます。変色すると味が落ちてしまいますので、早めに使った方が良いです。切ってすぐに使わないようでしたら、薄い塩水や薄い酢水に浸けておくことで変色防止ができます。
保存する場合は、冷蔵庫で保存しますが、日持ちはしません。また、料理に余ったナスや切ってしまったナスであれば、すぐに傷んでしまうため次の日には食べるようにしましょう。
切ったナスを長く保存する場合は、冷凍保存が良いでしょう。

 

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷蔵保存の賞味期限は、もって1日程度

 

冷凍保存で長期保存

水洗いしたあと、ヘタを取って食べやすい大きさに切ります。次に、たっぷりの水に10分程度浸してあく抜きをします。キッチンペーパーなどでしっかりと水気をふき取ったら、フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて冷凍保存します。使用するときは、解凍せずに炒めたり煮たり調理してください。解凍するとべチャッとなってしまいます。

 

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷凍保存の賞味期限は、もって1ヵ月程度

 

まとめ

なすは、保存の仕方で賞味期限が大きく変わってしまいます。やはり夏にもらったりすることが多いので、多量にある場合は、上手に保存してなるべく長い間おいしく頂きたいです。

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