せっかくの燻製がすっぱい!なぜ!?作り方に問題が?対処法とは?

「自家製燻製」とってもオシャレな響きで、かつおいしそう!燻製は手間がかかると思いきや、じつはアウトドアでも作れてしまうほど手軽なもの。そんな情報もネットで出回り、燻製作りにハマっているかたも多いんだとか。仕事で疲れて帰ってきたあとに、自家製燻製といっしょにビールやワイン!サラリーマンのかたにとってはこのうえない楽しみですよね!でも、せっかく作った燻製が「すっぱい?!」「なんで燻製がすっぱくなってしまったの?」「燻製の作り方を間違えた?!」「燻製がすっぱくなったらどうしたらいいの?」自家製燻製で失敗しがち!今回は、燻製がすっぱくなるのはどうしてか。対処法はあるのか。自家製燻製についてのお話です!

せっかくの燻製がすっぱい!なぜ!?

「燻製」と聞くと、お酒に合う美味しい食べ物を想像するかたがほとんどでしょう。

でも、燻製とは本来、食べ物を長期間保存するために行ったもの。

かなり昔から、食べ物の保存方法として用いられているのが「燻製」なんです。

今でこそ、燻製の仕方も多様化したこと。

チップと呼ばれる、いぶす原料である木材が、香り付きのものが多く出ていること。

そのために燻製食材はオシャレでお酒に合う、美味しい食べ物として位置付けをされています。

まず、そもそもが燻製とは、食材の傷みを遅くするためのものであること。
だからこそ、食べるぶんにはそこまで美味しいものではなかったということを踏まえておきましょう。

じゃあ、本題です!
なぜ燻製はすっぱくなってしまうのか?

さっそく見ていきましょう!

 

 

燻製の作り方に問題が?すっぱいんですけど!

燻製にするには、食材の水分を飛ばすためにまずは、かなりたくさんの塩に漬けることからはじまります。

「塩をきちんと抜くことができていないからすっぱいの?!」

できあがった燻製がすっぱくなってしまえば、多くのかたは塩抜きに問題があったと思います。

 

が!!

 

じつは燻製がすっぱくなる原因は「水分」!

問題は塩抜きではなく、その後の乾燥が甘かったということになるのです!

キッチンペーパーで食材の表面を拭いただけではありませんか?

解凍してすぐの食材を燻製にしていませんか?

 

燻製にするときの煙。
煙にはもともとすっぱい成分が含まれています。

食材に水分があると、煙のすっぱい成分を全て吸ってしまい、燻製後もすっぱくなってしまうのです!

塩抜き後や燻製前には、必ず食材を乾燥させること!

ネットなどに入れて日陰や夜に、風に当てて乾燥させましょう。

 

 

燻製がすっぱくなったときの対処法

「燻製がすっぱくて食べられない!」

「やっぱりもう捨てないといけないの?」

せっかく手間ヒマかけて作った燻製。
すっぱいからってすぐに捨ててしまうのはちょっと待って!

 

すっぱさは「酸味」のこと。

 

酸味を抜いてしまうことで、すっぱさが軽減されることもあるのです!

燻製した食材をネットに入れて、日陰や夜にまた1日乾燥させます。

すると、酸味が抜けてそこまですっぱくなくなることもあるのです。

ただ、これも燻製にした食材によってかなり差があるもの。

とくに酸味が抜けにくい食材は、いっそのこと煮込み料理にしてしまうといいですね。

すっぱいからとすぐに捨てなくても大丈夫ですよ。

 

 

まとめ

燻製は古くから食品を少しでも長く保管するために、先人たちが知恵を出した方法。

そのため、意外といろいろな食材を燻製にすることができるんです。

・チーズ
・ベーコンやお肉
・魚
・卵

冷蔵庫にあるもので、燻製にチャレンジすることができます。

燻製がすっぱくなってしまう予防に!!

「乾燥」はしっかり行うこと!

とくに、冷蔵・冷凍保存していた食材はしっかり乾燥させることがポイントです!

 

そのため、もともと水分を多く含む食材
・フルーツ類
・野菜類

とくに乾燥に向かない、葉野菜やトマト、きゅうりなどは燻製にはしないほうが無難です。

燻製がすっぱくなってしまっても、
・再度乾燥させる
・煮込み料理にしてしまう

燻製がすっぱくてもしっかり対処法があるので大丈夫!

いろいろな食材を燻製させて、ぜひ自分のお気に入りの自家製燻製の食材を見つけましょう!

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