旅行でのお風呂が大浴場なら、なんの問題もないのですが、ユニットバスの場合、入り方で悩んでしまうことがあります。慣れている方なら何の問題もないのでしょうけど、いまいち入り方に自信がない方や、初めての方にとっては少し使いづらい設備かもしれません。ユニットバスの入り方のご紹介です。
ホテルのユニットバスの入り方
ユニットバスとは、トイレとお風呂がひとつにまとめられた設備です。少し狭く、バスタブの中ですべて済ませなければいけないことが難点ですが、慣れればなんてことはないのです。ユニットバスの利用も少しの工夫で快適になります。
ホテルによって差はありますが、ユニットバスの場合であればせまいと感じたり、入り方がいまいちわからないと思って、シャワーだけですませるという方も多いです。まあユニットバスは元々が「シャワーを浴びるだけ」ということが前提で作られていますのでしょうがないのかもしれません。
ですが、旅行の疲れを回復するには、お風呂にお湯をためて、ゆっくりつかりたいです。
まず、入りかたですが、下↓にような入り方はいかがでしょうか?時間に余裕がある時はお試しください♪
最初にお湯につかる場合
1、お湯をためる
2、お湯につかって本を読んだり、ボーっとしながら、ゆっくり身体をあたためます
3、十分あたたまったなと思ったら、湯船の栓を抜きお湯を流しつつ、湯船につかりながら頭を洗う
4、次に湯船につかりながら、身体を洗う
5、お湯が流れたら、シャワーで全身の石鹸カスを流して、髪にコンディショナーをつけて流し、顔を洗う
6、お風呂を出る時に、バスタブを軽くシャワーで石鹸カスを洗い流して終了です
先に身体を洗ってからゆっくりお湯につかりたい、という人はこのような手順で入ってみてください。
最後にお湯につかる場合
1、先に髪と身体を洗います
2、浴槽についた泡を軽く洗い流し、栓をしてお湯をためます
3、お湯がたまるのを待ちます。寒い時はシャワーを出しながら入っていてもいいかもしれません
4、お湯がたまったらゆっくり温まる
5、最後にもう一度シャワーで身体を流す
ユニットバスのシャワーのみでの使い方
浴槽の中に入り、普通にシャワーを浴びる。これはあんまり迷う人いないですね。
ホテルのユニットバスでのカーテンはどう使う?
カーテンを内側にする理由は、お湯がトイレの床に漏れないようにするためだったり、水しぶきが外に漏れ出さないように壁の役割をしてくれます。
シャワーカーテンを内側にするメリット
・トイレの床が濡れない
入浴時やシャワーを浴びるとき、シャワーカーテンを外側にしているとカーテンに当たったシャワーのお湯がカーテンと浴槽の隙間から漏れてトイレの床が濡れてしまいます。
シャワーカーテンを内側にすれば、カーテンに当たったお湯は全部浴槽内に落ちるので床が濡れないです。なので、まず下の方を、最初に少し濡らし、浴槽の内側に張りつけます。
シャワーカーテンを内側にするデメリット
・カーテンが体にまとわりついて気持ち悪い(冬だと冷たい)
カーテンを内側に入れると、シャワー中やお風呂につかってるときに、カーテンがゆれて身体にペタリと張りついて、不快な思いをするときがあります。
対処法としては、これに対してはカーテンの外側と浴槽の壁がくっつく部分にお湯をかけてくっつけてしまえばいいのです。これはカーテンの、水に濡れると、ものや身体にくっつきやすくなる性質を利用した方法です。
シャワーカーテンを外側にするメリット
・入浴中にカーテンが身体にまとわりつくこともない
確かに、正しいシャワーカーテンの使い方は内側なんですが、外側のまま使うのも悪くないと思います。その時はバスタブの外側に出して半分しめるとよいです(全部閉めると息苦しいので半分だけ)
シャワーカーテンを外側にするデメリット
・トイレの床が濡れる。これは外側にする場合は仕方ない。
・できるだけシャワーをカーテン側に当てずに浴びることでトイレの床が濡れないよう頑張る
・トイレ用のビニールスリッパを用意して、床がびしょびしょになるのは仕方なしで使う。でも床びしょびしょはとてもめんどくさいです。
でも結局…
●お湯を張るときは外側
●浴槽内に入るときは内側
というのが使いやすい使い方です。
ホテルのユニットバスでバスマットはどう使う?
ホテルのお風呂を使用する時、バスマットはどこで使用するのか、気になったことはないでしょうか。浴槽にかけてあるバスタオルを厚くしたようなものです。
バスマットを置く場所ですが、浴槽の前(トイレとの間)がよいです。そうすれば浴槽から出る時に、バスルームの床が水浸しにならずにすむからです。バスマットの上で体を拭いて着替えもできるので浴槽の前が一番よいと思います。バスルームの外に置いておくとトイレの床まで濡れてしまうので、後で入る時にちょっと大変です。
ゴム製のバスマットが置いてあるホテルもあります。 すべり止めマットになっていて基本、浴槽内に使いますが、洗い場に直接置いて使えるものもあります。
ちなみに、浴槽内で使うすべり止めには、入浴時にお尻がすべらないようにする意味合いがあります。
滑り止めバスマットは、身体の不自由な方や、高齢者の方などは、浴槽に入った時にうっかりすべって頭などを打ってしまう場合があり、安全性から介護用品などに滑り止め防止バスマットが開発されたそうです。もちろん、浴槽内に敷いて使う方法が一般的ですが、場合によっては浴槽から出たら、足拭きマットのそばに敷いて転倒防止する方もいるそうです。
まとめ
お風呂、トイレ、洗面台が同スペースにあるユニットバスタイプは床を濡らさないようにしましょう。濡らさない方が後々楽です。特にシャワーを浴びるときには必ずシャワーカーテンを引きましょう。もし濡れてしまったらバスマットでふいておきましょう。
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