お墓参りの日に雨降り。線香は大丈夫かな?気を付けることはあるのかな?

お盆や年末年始など、親戚が集まる機会にはみんなでお墓参りに行くご家庭も多いと思います。お線香も消えちゃうし、雨の日にお墓参りに行くのはあまり良くない…という話を聞いたこともあり。天気予報を見て日にちを変えたいけれど、全員のスケジュールを変更するのも大変ですよね。実際のところ、雨に日のお墓参りはOKなのかNGなのか。気がかりな点をまとめてみたいと思います。

お墓参りの日に雨。ろうそくや線香は大丈夫かな?

私の義実家は春と秋のお彼岸も必ず親戚中が全員集まってお墓参りに行きます。

最初は驚きましたが久しぶりに、お会いするおばさま達とお話するのも今では楽しい一日です。

 

でも、一つ気がかりなのがお天気。

 

子どもが小さいうちは傘もろくに差せないし、高齢になってきたおばさま達も心配。そもそもお線香とか消えちゃうし。

って感じで雨降りの時のお墓参りっていろいろ大変そう…と思っちゃいます。

 

お墓参りの日の持参品と言えば「お花・ろうそく・お線香」でしょうか。

プラスお供え物を、持参される方もいらっしゃるかもしれませんね。
この中だと、ろうそくとお線香は雨の日だと少し悩んでしまいますね。

 

ですが、どちらもお墓参りの際には意味のあること。
色々いわれはありますが、ろうそくは清めの意味や誰がお参りに来たのかご先祖様に教えるため。

お線香はご先祖様のお食事代わりと言われています。

雨の中、お墓に供えるとすぐに火が消えてしまうかもしれませんが、傘のもとなどで少しでも火が付けばそれで十分だと思います。
その気持ちが伝わると思いますので、持参して通常通りのお参りをすれば良いと思います。
ただ、風も強い日など、火の取り扱い自体危険な時は無理をしなくても良いですね。

 

 

お墓参りの日に雨が降るのは縁起が悪い?

「雨の日のお墓参りは縁起が悪い」と聞いたことはありますか?
かつてはそのように考えられていました。
これは迷信です。他にもいろいろありますね。

夜中に爪を切るな、とか、お墓で走るな、とかの類いです。

昔からの迷信にはそれなりの理由があります。

 

雨の日のお墓参りはやめておいた方が良いと言われていた理由は以下の内容でしょう。
・足元が悪いから滑って転んでケガをする。
・昔は土葬だったので、雨の日は土が流れたりして不衛生。また雨の日が続くと死臭も発生しやすかった。
などの理由で避けた方が良いと言われていました。

 

昔は大体、家の近くにお墓もあったので、わざわざ天気の悪い日に行かずともまた日を改めたら良いと思うのも納得ですね。

現在は日程を変更するのは大変です。
足元は昔のように土がむき出しのところは少ないでしょうか。石畳などに舗装されている墓地の方が多いでしょうね。
(という義実家は未舗装の墓地ですが…)
滑りやすいことは変わりませんが、昔ほど足元も悪くないでしょう。
また土葬も現在では行われていませんので、不衛生ということはありません。
雨だからと言って、迷信は気にしなくても大丈夫だと思います。

ただ、同行のご親戚などが反対されたらやめておきましょう。
迷信を気にされるお気持ちもわかりますからね。

 

 

お墓参りの日に雨が降るって意味があるの?

「雨は不浄なものを洗い流す」という考えがあります。
また、お墓参りの時だけ豪雨に見舞われた!という経験がある方も結構いるようです。
これも「泣くほど喜んでいるのだな」と捉えると、ご先祖様を身近に感じられますね。

私には何の霊感もありませんが、何事も悪いように取るよりも、良いように考える方が気持ちが良いですね。

 

 

お墓参りの作法として雨の日に気を付けることとは?

では、実際に雨の日にお墓参りが決まった場合、どのようなことに気を付けたら良いでしょうか。

① 服装
雨の日は傘を差すので視界が悪くなりますね。また足元も滑りやすくなりますので、動きやすい服装、履きなれた靴で行きましょう。
両手を使うことも多いので、大雨でなければレインコートが一番良いですね。

 

② 荷物
雨風が強いとろうそくやお線香になかなか火が付かずイライラすることありませんか?

今はそういう時専用のライターがあります。
ぜひ一つお墓参りセットに専用ライターを入れておくことをお勧めします。
小さいお子さんがいらっしゃる場合はどうしてもこけたりすることがあり得ますので

念のために着替えやタオルなどを余分に持って行く方が良いかもしれませんね。

 

③ お掃除
今はお供えのお菓子などは、カラスなどに荒らされることも多く、持ち帰りをお願いしている墓地も多いと思います。
もし置いたままでも良い墓地であっても、雨の日はお供え品は持って帰った方が良いでしょうね。

その際に、手向けたろうそくやお線香も火が消えてしまっているようなら、片づけてしまって良いと思います。

墓石はたわしなどでこすってはいけません。専用の洗剤を使って優しタオルなどで掃除してあげてください。

すでに雨でぬれているので全体を改めて濡らす必要がないので却ってお掃除は楽ですね。
墓石の周りの雑草を抜いたりするのは雨の日も晴れの日も変わりません。
帰る際、もし足元の石畳部分に泥が多く上がってしまっていたら、バケツのお水でざっと流してから帰るときれいになりますね。

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まとめ

雨の日のお墓参り。
荷物が増えたり、こけやすかったりの不安は増えますが、せっかくの機会ですので「ご先祖様も泣いて喜んでるわ!」と考えて

楽しい気持ちでお参りできると良いですね。
ただ、迷信を気にされる方がいたら、その方に従いましょう。
全ては気持ちが大切ですね!!

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